現地時間2018年1月30日火曜日 ハワイ・オアフ島ノースショアのバンザイ・パイプラインで「 2018 VOLCOM PIPE PRO」が4-6フィートのコンディションでスタート。しかし午前中にコンディションが悪化したためラウンド2のヒート2までで本日は終了となった。
イベントは、最も素晴らしい条件でコンテストを行うため、現地時間で1月29日から2月10日までの13日間のウエイティング期間を設けて行われ、賞金総額$75,000のWSL−QS3,000イベントである。
オープニング・デイで際立ったパフォーマンスを見せたのは、19歳のノア・ミズノ(HAW)と20歳のマシュー・マギリヴレイ(ZAF)のヤングガン2名。
2016年のハワイ/タヒチ・ヌイ・リージョナル・ジュニア・チャンプであるミズノは、昨年のボルコム・パイプ・プロ以来初めてコンテストに参加、バックドア・バレルとラウンドハウス・ターンのコンバインで今日初のエクセレント・スコアをマークした。
「僕はついに復活できて、最高な感じです。僕は朝起きて、ウォームアップ・サーフをして、試合に復活することに本当に興奮していました。2018年の準備は万端です。」と、ミズノはヒート後にコメントした。
「今日は、何をやってもうまくいかない日だと思ったので、動きまくって波に乗りまくって、あの波を見つけたんです。」と、彼はエクセレントスコアについて言った。「バックドアはそれほど行かないなんですけど、良い波だということが分かっていたので行きました。十分なスピードを手に入れられて最高なポジションで出口を見つけられました。」
南アフリカのJ-ベイ・ローカルであるマギリヴレイは、作戦を変え連続で2つのフロントサイド・エアリアル・リバースをメイク。今日のハイスコア8.0をたたき出した。マギリヴレイは、僅か10日前にイスラエルで行われたQS3,000「シート・プロ・ネタニアpresリーフ」で優勝。2018年を自信に満ちたスタートを切っている。
「このコンテストで、エアなんてことは本当に考えないだろう。しかし、適応することがサーフィンでは重要。コンディションは常に変わっているのです。」と、マギリヴレイは言った。
2015年のビッグウェイブ・ワールド・チャンピオンのマクアカイ・ロスマン(HAW)も本日素晴らしいパフォーマンスを見せた選手。ミズノ、シェルダン・パイション(HAW)、トム・ドスランド(HAW)に対して13.57のコンバイン・ヒート・トータルを記録した勝ち上がった。
また2人のビッグウェイブのスペシャリストであるカイ・レニー(HAW)とイアン・ウォルシュ(HAW)も素晴らしいスタートを見せ、ハワイアン・パワーハウス・アスリートのサニー・ガルシア、ダニー・フラー、カラニ・デイビッド、ジェイソン・シバタもラウンドアップした。
毎年サムライアタックを見せてくれる日本人サーファー達は、今年も多数の選手が参戦。すでにヒート組も発表され、ラウンド2のH10に安室丈、H13に西慶司郎。ラウンド3からはH1喜納海人、H10大橋海人、H11稲葉玲王、H12村上舜がクレジットされている。
このサーファーの聖地と呼ばれるノースショアに毎年通い続ける彼ら。今シーズンもサムライの熱い魂が宿る素晴らしパフォーマンスを見せてくれ! 世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2609/volcom-pipe-pro