ハワイ・オアフ島ノースショアで行われていた「ダ・フイ・バックドア・シュートアウト」が終了。ハワイのジェイミ・オブライエンが10年ぶりとなる2度目の優勝を果たし賞金40,000ドルを手に入れた。
「信じられないよ。本当に最高です。」と、オブライエンが言った。「自分が優勝したなんて知らなかった。バックドア・シュートアウトで2度目の優勝を達成出来たなんて本当に信じられない。」彼の彼の2つのハイエスト・ヒート・スコアは9.5と10.5で、この冬の彼のベストライドとなった。「あの10.5のライドはメイクできるとは思っていなかった。」
2位となったのはハワイアンのセス・モニーツ。「ビッグなバックドアでした。ここでの自分のベスト・ウェイブだと思います。」とコメント。
このバックドア・シュートアウトは、WSLなどのコンテストとは一線を画するイベントで、敗退はなく、4人編成のスポンサーチームで出場する32人の選手が、同じヒート数をサーフ、各ライドは12点満点でジャッジされベストウェイブの合計で勝敗が決まるというもの。
今回は、初めて日本代表チーム枠をもらい、日本を代表するビッグウェイバーである脇田貴之、大野修聖、堀口真平、松岡慧斗の4名がチームジャパンとして参戦。
そして松岡慧斗が得意のバックハンドでパイプラインのバレルにプルイン。深いバレルを見事にメイクして、大会最高得点となる11ポイントをスコアし、総合3位という日本人として初の快挙を達成した。
「世界の大舞台で優勝こそ逃しましたが、3位になれて、大会最高得点獲れて、感慨無量です。Team Japan最高でした!応援して下さった皆様ありがとうございました!!
ずっと背中を見てきた先輩達と世界の舞台パイプラインで貴重な経験をできたことを本当に感謝致します。最高に幸せでした!ありがとうございました!」と、松岡慧斗は自身の SNSでコメントした。
ファイナル結果
優勝:ジェイミ・オブライエン、優勝賞金40,000ドル
2位:セス・モニーツ、25,000ドル
3位:ケイト・マツオカ、15,000ドル
4位:バララム・スタック、10,000ドル
5位:メイソン・ホー、5,000ドル
チーム優勝 Da Hui Wax Team 1:
ジェイミ・オブライエン、マカイ・マクナマラ、コア・スミス、ネイサン・フローレンス
ハードチャージャーズ(それぞれ2,500ドル)
トリー・マイスター、セス・モニーツ、オラ・エレオグラム、タイラー・ニュートン