ハワイ・オアフ島ノースショアのフィールドを守る『Da Hui』が、1975年の結成以来開催している歴史あるコンテスト「Da Hui Backdoor Shootout/ダ・フイ・バックドア・シュートアウト」は、コンディション不良でレイデイが続いていたが、ようやく風が変わりクリーンなコンディションで大会3日目がオン。ラウンド3、ラウンド4が行われた。
Backdoor Shootout Day 3 Highlights: On-and-Off Glorious Splendor
ラウンド3は午前8時にスタート。波は6~8フィート、時折10フィートのセットが入る。風は北西でAフレーム。しかし午後には風も入り出してサイズダウンが進んだ。
朝一のヒートにチームジャパンが登場。ラウンド3は堀口真平、伊東李安琉、松本浬空、加藤翔平、原田祥吾が出場。ヒートが開始すると加藤翔平がピークからリップと共に真っ逆さまに叩きつけられるワイプアウトでスタート。
松本がクリーンがパイプをスピッツアウト。伊東李安琉も見事なバレルをメイク。松本は続けてパイプにチャージを見せる。伊東李安琉はヒート終盤にもパイプのヘビーはバレルをスピッツアウト。ジャパンチームを牽引する。
原田と堀口もバックドアを捕らえた。堀口はバレルをメイク。ヒート終了間際には伊東李安琉もバックドアの深いポジションからバレルをメイク。素晴らしいスピッツアウトで8.38をスコアした。
伊東李安琉のバックドア・シークエンス この1本で8.38をスコアしたリアルはトータル18.13を叩き出した。 PHOTO:GORDINHO
大会初日に素晴らしいパイプのバレルをメイクした原田祥吾。大会3日目もチャージを見せて元気にインタビューに答えた。
「今回バックドアーシュートアウト3年目で、これまで決めることができず、悔しい結果が続いていたんですけど、応援していただいている方達のお陰で、あの波に乗ることが出来て感謝の気持ちと嬉しい気持ちで一杯です。
デイビッドさんがこのチームジャパンの枠を作ってくれて、鎌田さん(ダフイジャパン)がチャンスをくれて、そのお陰で自分はシュートアウトに出場できていて、デイビッドさんがチームキャプテンというのは心強いことだし、出場できることに感謝の気持ちでいっぱいです。」
ラウンド4は堀口真平、伊東李安琉、松本浬空、原田祥吾、松永健新の5名が出場。朝のラウンドに比べると著しくサイズダウンし波数も減った。
先陣を切って原田がパイプに突っ込む。堀口もパイプへチャージ。最後に堀口が小振りながらバックドアでバレルをメイクしてヒートを締めくくった。
これでラウンド4が終了したが大会期間は16日まで。波が続く限り、まだまだ大会は続いて行われていく予定だ。