![Toledo_F0110HawaiianPro17Keoki_mm](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/11/Toledo_F0110HawaiianPro17Keoki_mm.jpg)
ハレイワ、オアフ/ハワイ(2017年11月20日、月曜日)VANSトリプルクラウン・オブ・サーフィンの開幕戦となるQS10000「ハワイアン・プロ」が終了。CT世界ランク9位のフィリーペ・トリードが、ハワイアン・イベントでキャリア初優勝を成し遂げた。
トリードにとって、今日の勝利はノースショアでの初優勝で、今シーズンのチャンピオンシップ・ツアー・イベントでのJ-ベイとトラッソルズでの優勝に続く3勝目となる。「信じられません!」と、優勝を決めたトリードは言った。
![ハワイで初優勝のトリード。WSL / Keoki Saguibo](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/11/Toledo_F0166HawaiianPro17Keoki_mm.jpg)
「僕は2015年に第2位となって、ファイナルで勝利の味を少しの味わったんですが、自分のゲームにこだわって、今日やっと優勝することができました。」そして、ハレイワ・タイトルを獲得したことによって、ブラジリアンは現在トリプルクラウンのリーダーとなった。
![ファイナルでエアリバースを決めたとリード。WSL / Tony Hef](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/11/toledo_f1190HawaiianPro17Heff_mm.jpg)
ラウンド4から行われた大会最終日。きついカレントのあるコンディションで、ファイナルに辿り着くまでに4回勝ち上がる必要があり、且つ優先権を持って波を待つのではなく、来る波にステイ・ビジーで乗り続けることが勝敗の鍵となった。ファイナルの前に、コンディションは僅かに整ったようだったが、マッシーなラインナップを読むことはまだタフだった。
![いきなりエクセレントをスコアしたグリフィン・コラピントWSL / Tony Hef](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/11/colapinto_g1182HawaiianPro17Heff_mm.jpg)
ファイナルで先制攻撃を仕掛けたのは19才のグリフィン・コラピント。彼はいきなりエクセレントの8.17をスコア。彼以外全員がチャンピオンシップ・ツアー・サーファー となったファイナルで、フィリーペ・トリード、ウィゴリー・ダンタス、ミシェル・ボレーズにプレッシャーをかけた。
ファイナルの中盤。どこからともなく雨雲がやってきて、風も吹き出して突然のレインスコール。しかし、すぐに雨は上がり、太陽が顔を覗かせる頃にはトリードがリードを奪った。
![歓喜のトリード。WSL / Tony Hef](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/11/toledo_f9914HawaiianPro17Heff_mm.jpg)
ブラジリアンは、コラピントの圧倒的なリードを消し去るために、8.87を含む3つのソリッドなスコアを叩き出した。「それはアベレージ・ウェイブだった」と、トリードは言った。そして、彼の勝利を封じたライドを説明した。「リップにヒットしてボードが折れた感じがしたんです。それでスープの上に着地したんです。」
![来季のクオリファイが確実になったグリフィン・コラピント WSL/Keoki Saguibo](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/11/Colapinto_G9435HawaiianPro17Keoki_mm.jpg)
コーチのジェイク・パターソンやモニーツ・ファミリーに面倒を見てもらっている、コラピントはトリプルクラウン・タイトルのダークホースとなって、QSランク7位から2位へジャンプアップ。来季のクオリファイも確実になった。
「言葉にならないですね。僕はこのために本当に一生懸命やってきました。自分の両親に感謝しなければならないです。」と、カリフォルニアのサンクレメンテ出身のティーンエイジャーのコラピントは言った。「僕らは僕が15のとき、この道にコミットしたんです。そして19歳になるまでの目標としたのがCTにクオリファイすることでした。この時点でクオリファイできたことを本当に誇りに思います。」
![3位となったウィゴリー・ダンタス WSL / Tony Hef](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/11/dantas_w1213HawaiianPro17Heff_mm.jpg)
![4位となったタヒチのミシェル・ボレーズ WSL / Tony Hef](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/11/bourez_m1073HawaiianPro17Heff_mm.jpg)
次はいよいよQS最終戦となるトリプルクラウン第2戦WSLメンズQS10000「Vans World Cup」が、11月25日から12月6日までノースショアのサンセットで開催される。
このイベントには日本から大原洋人、新井洋人が出場。CTクオリファイが見えてきていた大原洋人は、今回のハレイワが終了して24位と後退。最後の望みをかけてサンセットで自分のサーフィンを見せて欲しい。世界を目指す彼らの活躍に期待し、彼らにエールを送りたい。頑張れ!日本。
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1972/hawaiian-pro
http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/2017