ケリー・スレーターは、自身のInstagramで、パームビーチ・カウンティ市長ポーレット・バーディック、郡の行政責任者メアリー・ルー・ベルガーらと笑顔で記念撮影した写真を投稿し、彼の「ケリー・スレーター・ウェイブ・カンパニー」が、パームビーチ・カウンティで「サーフ・ランチ・フロリダ」の建築許可を取得したことを発表した。
今年3月に、ケリーは故郷であるココア・ビーチから100マイルのパームビーチにサーフ・ランチを造る計画を提出。それはパームビーチ・パーク・オブ・コマースに隣接する80エーカーの土地を使い、「サーフ・ランチ・フロリダ」を建設する計画だった。
木曜日のパームビーチ・カウンティ・コミッショナーで、サーフ・ランチ・フロリダのためのゾーニングが満場一致で承認され、WSLワールド・サーフ・リーグ・ツアーを運営する 同じグループによって所有される「ケリー・スレーター・ウェイブ・カンパニー」は、パームビーチ・カウンティから建築許可を取得した。
先月9月19日に、開発拠点であるカリフォルニアのレモーで、初の大々的なテスト・イベントを開催したサーフランチ。その世界チャンピオンのケリーが開発に携わった、ワールドクラスのハイパフォーマンス・ヒューマン・メイド・ウェイブの圧倒的なクオリティーの高さに世界中が湧いた。
今回の提案書にはアスリートのためのワールド・サーフ・リーグ・トレーニング・センター、ワールド・サーフ・リーグ・イベントなどのサーフィン・コンペティションなどが計画に織り込まれているようだ。会議の後の短いインタビューでスレーターは「工事は2018年から始まるはず」と言った。
「サーフ・ランチ・フロリダ」の今後の展開に注目していきたい。