ケリー・スレーターのサーフ・ランチでテスト・イベント開催。メディーナとカリッサ優勝。

優勝したメディーナとカリッサ。PHOTO: © WSL/ Morris

 

レモー、カリフォルニア/USA(2017年9月20日水曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、ケリー・スレーターのウェイブプール「サーフ・ランチ」で初のテスト・イベントを開催。改めてWSLからオフィシャルなリリースがあったので紹介する。

 

WSLは、今回のイベントでパフォーマンス、コンペティション・フォーマット、ブロードキャスト&スペクテイター・インタラクションなど、全ての面において、このニューテクノロジーのテストを行った。

 

ジョン・ジョン・フローレンス PHOTO: © WSL/ Morris
ジョン・ジョン・フローレンス PHOTO: © WSL/ Morris

 

ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ジョーディ・スミス(ZAF)、マット・ウィルキンソン(AUS)、エイドリアーノ・ド・スーザ(BRA)、フィリーペ・トリード(BRA)、ガブリエル・メディーナ(BRA)、ジョエル・パーキンソン(AUS)、エイドリアン・バカン(AUS)、ミック・ファニング(AUS)、カノア五十嵐(USA)、タイラー・ライト(AUS)、ステファニー・ギルモア(AUS)、カリッサ・ムーア(HAW)、コートニー・コンローグ(USA)、セージ・エリクソン(USA)、シルヴァナ・リマ(BRA)、ポーリン・アドゥ(FRA)、ジョアン・ディフェィ(FRA)というメンバーが、コンペティション・フォーマットのテストパイロットとなり、 賞金はチャリティとして寄付された。

 

 

「今日はマジカル・デイ。信じられません。」と、6度のWSLチャンピオン・ギルモアは言った。「全ての波が楽しくて、チャレンジングであり緊張感がある。それは本当にスペシャルだった!」

 

サーフィン界のレジェンドも大集合。PHOTO: © WSL/ Morris
サーフィン界のレジェンドも大集合。PHOTO: © WSL/ Morris

 

今回のイベントには、プロ・サーファーとしての道を開拓したピーター・タウンネンド、ショーン・トムソン、ウェイン・バーソロミュー、マーク・リチャーズ、イアン・カーンズ、ランディ・ラリック、フレッド・ヘミングスも招待されて来場。

 

「全体のプロジェクトに、たまげてしまった。そして現実にそれを見て、とても素晴らしいと思った。」と、リチャーズは言った。「波は映像で見るより、現実はより大きく感じる。ここでサーフィンを見ることは、素晴らしい経験だった。」

 

この歴史的な瞬間に招待されたカノア五十嵐 PHOTO: © WSL/ Morris
この歴史的な瞬間に招待されたカノア五十嵐 PHOTO: © WSL/ Morris

 

イベントでは、予備的な2度のラウンドを通して18名のサーファーがバトル。それぞれのサーファーが4本の波(レフトとライト2本づつ)にライドするチャンスがあり、そのハイエスト・スコアリング・レフトとハイエスト・スコアリング・ライトの合計がヒート・トータルとなり、男女4人のトップ・スコア・サーファーが、ファイナル進出した。

 

トリード PHOTO: © WSL/ Rowland
フィリーペ・トリード(BRA) PHOTO: © WSL/ Rowland

 

「パーフェクトです。我々が夢見る波、我々が絵に描くような波です。」と、トリードは言った。「20秒のバレルを抜けて、ターンの連続。感動ですね。」

 

最終的にWSLチャンピオンのメディーナと ムーアが、歴史的なイベントで勝利を収めた。

 

 

メンズ・ファイナル結果:
1-ガブリエル・メディーナ(BRA)
2-フィリーペ・トリード(BRA)
3-エイドリアン・バカン(AUS)
4-カノア五十嵐(USA)
ウイメンズのファイナル結果:
1-カリッサ・ムーア(HAW)
2-ステファニー・ギルモア(AUS)
3-タイラー・ライト(AUS)
4-ジョアン・ディフェィ(FRA)

 

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