現地時間2017年8月17日木曜日、フランスはグランデ・プラージュのラカナウで、WSLヨーロピアン・サマー・レッグ第2戦となる男女QS1500「Caraïbos ラカナウ・プロ」がスタート。大会は既に3日目となり、初日はラウンド1のみ。2日目のレイデーを経て本日は、男子のラウンド2、女子のラウンド2が行われた。
今回のイベントには、前回のイギリスで見事準優勝し、勢いのある野呂海利をはじめ、田中大貴、粟田海、粟田生、川俣海徳が参戦。女子では、同じくイギリスでクオーターファイナルまで勝ち上がった橋本恋、野呂玲花、田代凪沙が参戦。
本日の男子ラウンド2の第1ヒートに登場したのは川俣海徳。川俣は、小波でも上手く板を走らせて、バックハンドでシャープなサーフィンを披露。5.67と5.17をマークし、ヒートスコア10.84で1位でラウンドアップを決めた。
粟田生は、ライトブレイクで4.33をスコア。さらにトップスコアを4.80に塗り替え、2位でラウンドアップ。粟田海はヒート終盤にバックハンドで5.23をスコアするもバックアップを見つけられず3位で敗退。
コンディション不良で一時中断したコンテストは午後から再開。オンショアが強まったがサイズアップ。男子終了後にウイメンズも行われ、ラウンド2のヒート1に橋本恋が登場した。
シャープなバックハンドで4.17、さらに3.77をスコアするも4位を強いられる橋本恋。後半に入り、4.33をスコアして3位に浮上する。そして、バックハンドで5.83をスコアして逆転に成功。さらに7.50をスコアして1位でラウンド3進出を決めた。
野呂玲花と田代凪沙はヒート2で同じヒートで対戦。野呂玲花は安定感のあるパワフルなバックハンドで5.83をスコアしてヒートをリード。田代も2位につける。野呂はさらに4.67をスコアしてバックアップをあげリードを広げて1位でラウンドアップ。2位だった田代は最後に逆転されて惜しくも3位で敗退となった。
明日はウイメンズのラウンド2の残りの3ヒートからスタート予定。その後に男子のラウンド3が行われる予定。ラウンド3のH1に川俣海徳、H3に粟田生、H5に野呂海利、H12に 田中大貴。女子のトップシードが登場するラウンド3では、H1に橋本恋、H2には野呂玲花とハワイから出場の前田マヒナがクレジットされている。
世界を目指す彼らの活躍を期待してエールを送りたい。がんばれ!日本!
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1923/carabos-lacanau-pro
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wqs/1922/lacanau-pro