西オーストラリアで開催されたWSL-LQS「第20回ホエールボーン・クラシック」で田岡なつみが優勝

田岡なつみ Credit: © WSL / Surfing WA / Majeks

 

コッテスロー(パース/ウェスタンオーストラリア(2017年7月9日日曜日)西オーストラリア州パースのコテスロー・ビーチのアイソレーター・リーフで開催されたWSL-LQS「第20回ホエールボーン・クラシック」が終了。日本の田岡なつみが優勝した。

 

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田岡なつみ Credit: © WSL / Surfing WA / Majeks

 

イベントの唯一のインターナショナル・コンペティターで、イベントのハイエストスコアの9.6を叩き出した田岡は、キャサリン・ヒューズ(Caloundra、QLD)をファイナルで下して、今年2度目のLQS勝利をオーストラリアで勝ち取った。

田岡なつみ
田岡なつみ

「最高にハッピーです。ファイナルは本当に楽しい波でした。ここの波は大好きですね。オーストラリアで2勝目をあげられて本当に嬉しいです。ウェスタンオーストラリアが大好きです。食べ物が本当に美味しいです。」と、田岡なつみがコメント。

 

田岡なつみ Credit: © WSL / Surfing WA / Majeks
ハングファイブを決めた田岡なつみ Credit: © WSL / Surfing WA / Majeks

 

今年3月には大学を卒業し、4月から社会人としてマイナビに就職。スポンサー契約もして、サーフィンを続けながら社会人として働けるという素晴らしい環境を手に入れた田岡なつみ。

 

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田岡なつみ Credit: © WSL / Surfing WA / Majeks

 

昨年のリージョナル最終戦であった台湾オープンで2位、12月の海南島では初ワールド・チャンピオンシップ・ツアー出場を果たし9位でフィニッシュ。

 

その勢いのまま、今シーズンも海外の試合に積極的に参戦。オーストラリアで開催されたWSL−LQS第1戦である「ウイメンズ・キャンサー・インスティテュートNSWプロ」において、歴代のワールドチャンピオンが顔を揃えたファイナルを制し見事優勝。

 

田岡なつみ Credit: © WSL / Surfing WA / Majeks
ファイナルではハング10も。田岡なつみ Credit: © WSL / Surfing WA / Majeks

 

また3月にはワールド・サーフ・リーグ(WSL)として、パプアニューギニアのテュピラで初開催となった「Kumul PNGワールド・ロングボード・チャンピオンシップ」では9位でフィニッシュ。

 

そして、4月にバリ島で開催されたJPSAの開幕戦では2位、6月に千葉県太東海岸で行われた第3戦では、第2戦のリベンジを果たし見事優勝。JPSAランキングも現時点でトップを独走して念願のグランドチャンピオンも目前。

 

その勢いはとどまることを知らず。アクエリアスの新CM出演など、多方面で活躍し、今シーズンの彼女に注目が集まっている。

 

男子優勝はジャック・エントウィッセル(マンリー、NSW)
男子優勝はジャック・エントウィッセル(マンリー、NSW)

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wlt/1892/whalebone-classic