撮影:佐原健司 2017年7月2日(日)千葉県長生郡一宮町の一宮海岸で、 BeWETガールズサーキットの開幕戦として「一宮町体育協会ビーチフェスタBeachGirlCLUB cup2017」が開催された。
昨年から一宮町体育協会ビーチフェスタの一貫として開催されている、第8回「BeachGirlCLUB cup」。当日はダブルバンクで、ショート、ロング、ボディボードといった3つのカテゴリー毎に、スペシャル、オープン、ビギナーの3クラスが設けられ、ショートはママさんクラスも追加され、10クラスに分かれてヒートが進められた。
スモール・コンディションで波数も少ないながら、ガールズたちが日頃の練習の成果を見せるには充分なコンディションとなった一宮海岸。午後には真夏の日差しが照りつける最高のコンディションとなった。
毎年しのぎを削る熱い戦いが繰り広げられるショートスペシャルのファイナルには、昨年2位で元プロサーファーの大江なぎさ、昨年3位となった松岡亜音ちゃん、NSAでは6度の優勝記録を持つ清永亜希子、県立高校に通うNSA千葉東支部の山田栞、といった優勝候補の4名が顔を揃えた。
他の選手がウェイブセレクトに苦しむ中、経験豊富な清永亜希子だけがオープンフェイスな波をゲット。しっかりと技をコンビネーションさせて5.33と4.30のベスト2ウェイブを揃え、ヒートトータル9.63をマークして優勝した。
「NSAは年齢別でガールズの子達とは戦う機会はないんですが、このイベントは、一緒なので楽しいですね。このイベントは大好きなので出させてもらっています。」と優勝した清永亜希子がコメント。
また自身のSNSでは「BeachGirlClubCupショートスペシャルクラス優勝出来ました! 良い波にも乗れて、今をときめくピッチピチのガールズに勝てた事はとっても嬉しいです! 盛り上げてくださった女子プロサーファーの皆様、スタッフの皆様、一宮ローカルの皆様、素晴らしい環境を提供していただきありがとうございました!」と喜びを語った。
また、今回注目を集めていたのは、御前崎から参加した、小学4年生の池田美来(ミライ)ちゃんと妹の真央ちゃん。お父さんはプロウインドサーファーで、ウェイブ創世記から第一線で活躍を続け、キャリア30年のウェイブマイスターである池田良隆さん。
今回は家族4人で大会に参加。お姉ちゃんの美来ちゃんは、妹の真央ちゃんと一緒にファイナルに残り、大人顔負けのライディングで見事優勝。ファイナルではエクセレントをスコアして、今回のベストライディング賞も獲得。将来が非常に楽しみな池田姉妹でした。
一宮町体育協会ビーチフェスタ
『第8回BeachGirlClubカップ』大会結果
ショートボードスペシャル
優勝:清永亜希子、2位:山田栞、3位:松岡亜音、4位:大江なぎさ
ロングボードスペシャル
優勝:佐藤絵美、2位:片桐紀子、3位:仲西華奈子、4位:斎藤エリー
ボディボードスペシャル
優勝:森田朱美、2位:實方美知代、3位:田村則子、4位:大和田佳奈
ショートボードオープン
優勝:菅谷帆那、2位:宮野真生、3位:山崎麻衣、4位:古家宏美
ロングボードオープン
優勝:渡邊久美、2位:小沼由衣、3位:安藤直子、4位:中村純子
ボディボードオープン
優勝:浅見若奈、2位:安見春香、3位:中根怜衣、4位:白波瀬海来
ショートボードビギナー
優勝:池田美来、2位:滑川織美、3位:池田真央、4位:池田あゆみ
ロングボードビギナー
優勝:高村邦代、2位:中山栄利加、3位:堀井里美、4位:戸辺瑞穂
ボディボードビギナー
優勝:袴田聖礼菜、2位:醍醐弥生、3位:荒木真由美、4位:若山裕香
ショートボードママさん
優勝:多田基世、2位:柏倉絵美、3位:佐藤雪恵、4位:椎橋由美
また今週末の7月9日には、今年のサーキット第2戦となるガールズの祭典「おいでんカップ」が愛知県愛知県田原市赤羽根海岸で開催される。
撮影:佐原健司 http://kenjisahara.com/
大会の詳細は下記のオフィシャルサイトをご覧下さい。
BPDガールズサーキットhttp://girlscircuit.com/