現地時間2017年6月14日から南アフリカ・ダーバンのニュー・ピアで、QS3000の「フォルクスワーゲンSAオープン・オブ・サーフィン pres. by Hurley 」がスタート。大会2日目が終了して、メンズのラウンド3までが終了した。
今回の南アフリカ・レッグには日本からも多くのサーファーが出場。ラウンド1から野呂海利、田中大貴、西慶次郎、太田拓杜、ラウンド2から大橋海人、森友二、ラウンド3から新井洋人、稲葉玲王、ハワイから喜納海人、そしてトップシードのラウンド4から大原洋人が出場。
ラウンド1から出場の西慶次郎はラウンド1、ラウンド2ともに1位通過と好調な滑り出し。大橋海人もラウンド2で14.83のトータルスコアを叩き出して1位で勝ち上がった。
ラウンド3では稲葉玲王がチームメイトのジャクソン・ベイカーに次いで2位でラウンドアップ。新井洋人もティアゴ・ギマライスに次いで2位で勝ち上がり、喜納海人も2位で勝ち上がった。
好調な大橋海人は、QS ランク3位のジョーガン・クズネット(FRA)らと対戦。プライオリティー・インタフェアを侵したクズネットが2位となり、大橋は再び1位でラウンド4進出を決めた。
「波は難しいですが、自分のホーム・ブレークに凄くよく似た感じでした。楽しかったです。」と、大橋海人は言った。「何がジョーガンに起こったか分かりませんでした。僕はただ次のラウンドに勝ち上がりたかっただけなので、1位でも2位でもOKです。僕はサウス・アフリカが大好きで、沢山のサウス・アフリカの友人がいます。今回は親友のデール・ステイプルがヘルプしてくれています。」
これで大橋海人、新井洋人、稲葉玲王、喜納海人の4名が、大原洋人が待つラウンド4進出を決めた。
また今回はジュニアとウイメンズも同時開催でウイメンズQSには田代凪沙と野呂玲花も参戦する。
この南アフリカ・レッグは、今シーズン好調でQS世界ランク2位の大原洋人をはじめ、前回の一宮の6,000で自己最高の5位入賞を収め、QSランク22位の新井洋人など、後半戦に向けた順位をキープしたい侍サーファーたちにとって非常に重要な戦いとなる。
いよいよトップシードが登場するラウンド4。ヒート3で稲葉玲王は、ビクター・ベルナルドBRA、アリツ・アランブルESP、ポール・セザール・ディスタングンFRAと対戦。
ヒート5では、大原洋人と新井洋人が同じヒートでディエゴ・ミニョFRA、クリストバル・デ・コルPERと対戦。
ヒート14で大橋海人と喜納海人は、マキシム・フスナットFRA、ロブソン・サントスBRAと対戦する。
世界を目指し戦い続ける彼らにエールを送り続けたい。がんばれ!日本!
現在の日本と南アフリカとの時差は、7時間。大会主催者は、フォルクスワーゲンSAオープンの暫定的なスケジュールを発表。6月16日金曜日にジュニア・ファイナルまで、土曜日にウイメンズのファイナル、日曜日にメンズ・ファイナルを予定している。
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1877/volkswagen-sa-open-of-surfing
【QS 3,000】フォルクスワーゲンSAオープン・オブ・サーフィン
6月14日-18日
ニュー・ピア、ダーバン、サウス・アフリカ
【QS 1,000】ジョディ・スミス・ケープタウン・サーフ・プロ
6月22日-25日
ビッグ・ベイ、ケープタウン、サウス・アフリカ
【QS 10,000】バリート・プロ
7月03日-09日
バリート、クワズル-ナタール、サウス・アフリカ
【CT第6戦】コロナ・オープンJ-ベイ
7月12日-23日
ジェフリーズ・ベイ、サウス・アフリカ