写真、リポート:山本貞彦 一宮、千葉、ジャパン(2017年5月25日木曜日)WSL ASIA Men’s QS6000 & Women’s QS3000「GOTCHA ICHINOMIYA CHIBA OPEN Powered by GoPro」大会4日目。
朝から濃霧。6:45AMにスタートしようとしたけど、何も見えず。オンホールドで刻んで、視界が確保できた11:15AMにスタート。本日は男子のトップシードが登場。ラウンド2のH-1からH-16までで終了した。
今日、R-2を全部消化できたら、楽になったけど。最終日までスケジュールはタイトになった。
さて、波はコシハラからセットでムネ。風は無風からサイドオンがらみの北東、強め。水温は期間中で一番冷たくて、選手はブルってた。潮の状況でコンディションが大きく変化するのは変わらず。
大原洋人。今年の大躍進の立役者。コーチのマーティン・ダンを日本に招聘。オーストラリアでコーチングしてもらってから時間が空いたこと。マーティンのスケジュールに余裕があったので、来日してもらったとのこと。
それにしても、メディアの数もすごかった。カノアもそうだけど、洋人を撮るプロ、アマ含めたカメラマンは一番多かったかも。
それだけにプレッシャーはすごかったはず。昨年の1コケは悪夢だったし、今回こそはと気合いれれば入れるほど、空回りするから。でも今年の洋人は違う。メンタルも成長したな。
地元である千葉の選手は、ローカルナレッジで優位のはず。
でも、今回、稲葉玲王、田中英義を見ると、波を待つ。待つ。待つ。
なぜなら、波を良く知っているから。
ポテンシャルがない波がわかるから、手を出せない。
時間が決まっていて、さらに4マンプライオリティールール。
波を待つならそれも含めて戦いかたを考えねばならないことを改めて学んだ。
エイドリアーノ・デ・スーザ
今回はブラジルのテレビ局と来日。サーフィンが日本で行われるオリンピックに決まったことで、会場を含め日本を取材だそうです。とはいえ、試合になれば本気モード。元から努力の人。一切手は抜かない。サーフィンの格が違いました。でも、朝の霧にはお手上げ。
日本人選手の勝ち上がりは、村上舜、大原洋人、新井洋人の3人。
オフィシャルサイト
http://www.worldsurfleague.jp/2017/icopen/
【ICHINOMIYA CHIBA OPEN】
QS Men’s 6000 QS Women’s 3000
日程:2017年5月22日(月)~5月28日(日)
場所:千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(通称:志田ポイント)
20日(土)・21日(日) いすみJAPAN SURFING TRIAL
27日(土) 渚のファーマーズマーケット開催 一宮町海岸広場