
タンジュン・スティア・ビーチ、スマトラ、インドネシア(2017年4月17日月曜日)WSLアジアとしての記念すべき第1回大会となるWSL 男女QS1000イベント「クルイ・プロ2017」が、南スマトラで開催中。
大会2日目は、再びパーフェクトなブレイクを見せるレフトハンダーで男子はラウンド1が終了。女子はラウンド1からクオーターファイナルまでが終了し、ベスト4が決定した。
Krui Pro 2017 / Day 2 Men’s Highlights
インドネシアのマデ”ガル”ウィディアルタが、素晴らしいサーフィンを見せた。それはスピーディ且つ激しいサーフィンで、クリティカル・セクションにハイ・リスク・ターンをリンクした。

「僕は、ロング・レフトでサーフィンするのが好きなんです!」と、ウィディアルタは言った。今回初めてここに来たんですが、波が良すぎて信じられないですね。セットを良いポジションでつかめてラッキーでしたね。」

昨年メンタワイで行われたリップカールプロでQS初優勝したオーストラリアのクリス・ザーフィスも高得点をマーク。ザーフィスは、高速でパワフルなアプローチで2つのハイエスト・ウェイブ・スコアをたたき出して、ラウンドアップを決めた。
「このようなリーフ/ポイントブレイクのロング・レフトでサーフィンしたことがなかったので、最高に楽しかったです。」と、ザーフィスは言った。「ちょっとチェスの試合のようでしたね。セットの間隔がすごく長かった。僕は早くにビッグスコアを手に入れようとしていたんです。それが上手くいきましたね。」
本日行われたラウンド1後半の男子日本勢は、脇田泰地、粟田海、河村海沙がラウンドアップ。森下波瑠はここで敗退。
Krui Pro 2017 / Day 2 Girls Highlights

女子では都筑有夢路と川合美乃里はラウンド2、クオーターファイナルと仲良くワンツーフィニッシュを決めて、ベスト4進出。北澤麗奈はQFで敗退となった。

都筑有夢路と川合美乃里は、コミットしたシャープなサーフィンで、クルイのロング・レフトハンダーでエクセレントなスコアを記録した。

「セミファイナルまで勝ち上がれて嬉しいです。これはQS1000ですが、優勝してポイントを稼いで、自分のQSシードをあげたいです。」と、川合は言った。「インターネットで波を調べたんですが、ちょっとヘビーかもって心配してました。でもいまはリーフ・ブレークでもリラックスしてサーフィンしています。」

男子のラウンド2が再開されれば、H1 安室丈、H3 西慶司郎、山中海輝、H4 都筑百斗、H5 粟田海、H6 堀越力、脇田泰地、H7 河村海沙。女子はセミファイナルのH1 川合美乃里 、H2都筑有夢路。
WSLアジアツアーは、第2戦として4月23日~27日、QS1000「Komune Bali Pro pres. by The Mad Hueys 」をバリ島のクラマスで開催することとなっている。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/2347/krui-pro-2017/live