バロン・マミヤ (North Shore, HAW)が優勝。今シーズンのプロジュニアで3連勝という快進撃を見せている。
パイプラインで開催されるジュニアイベントにおける過去最高の素晴らしいコンディションとなった今回のファイナルデイは、ハイエスト・スコア続出のハイパフォーマンスが繰り広げられた。
「僕はパイプが大好きで、いつもここで勝ちたいと思っていました。」と、ファイナル終了後のインタビューでマミヤは言った。「これは自分の過去最高の勝利に違いありません。」
今シーズンのハワイ・タヒチヌイ・リージョンのジュニアでは、サンセット、タヒチのパパラに続き3戦全勝のマミヤ。
「最高ですね。去年は試合にはあまり出ずに練習に励みました。いつも会場に来てくれるショーン(ワード)ジョエル(センティオ)に感謝したいです。」と、彼は2人のハーレー・コーチについて言った。
「サーフボードの調子も良かったので本当にワクワクしていたんです。去年はパイプでサーフ出来ることがわかっていたんですが、小さい波でやれるか分からなかった。みんなから彼は大き波やバレルだけだねって言われて、一生懸命にトレーニングしようって考えたんです。違うタイプのボードにトライして、色々な波にも慣れたことが今回の勝利につながったんだと思います。」
10月にWSLハワイ/タヒチ・ヌイ地域のジュニア最終イベントとなる「タートル・ベイ・リゾート・プロ・ジュニア」が予定されているが、このジュニア3連勝でマミヤの2017年のワールド・ジュニア・チャンピオンシップ出場はほぼ確実となった。
「来年、絶対にQSを回るつもりです。」と、マミヤは言った。彼は、今年の始めにハイスクールを卒業して、2018年のクオリファイング・シリーズに100パーセント、フォーカスし、チャンピオンシップ・ツアーを目指す。
3ヶ月で3度優勝したバロン
1日を通して、パーフェクトに近い9ポイントライドはパイプとバックドアでスコアされた。
しかし、最も印象的なスコアは、3位となったフィン・マギル(ノースショア、HAW)によってスコアされた。マギルはファイナルでパーフェクト10をスコア。セミファイナルでは9.60と9.35イベント最高点となる 18.95 をスコアした。
そしてマウイ島ラハイナのエリ・ハンネマンが2位、コーディ・ヤング(マウイ島マカワオ、HAW)が4位となった。
マウイ島のトップジュニアであるコーディ
同時開催のワールド・サーフ・リーグ(WSL)ウイメンズQS1,000「ワヒネ・パイプ・プロ」はまだスタートしていない。今回はベサニー・ハミルトンがワイルドカードで出場。またディフェンディング・チャンピオンの前田マヒナも出場。タイトルを防衛し、今シーズンの目標であるCTへのクオリファイを目指す。
またハワイ在住である日本の西元エミリー&ジュリ姉妹も今回のイベントに参加。世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wqs/1807/wahine-pipe-pro/live