河村海沙がサーフラインが開催する2月のWave of the winterで1位を獲得し年間最終選考へ。

 

毎シーズン、ハワイ・ノースショアで素晴らしいショットを残し続けている日本の河村海沙。日本を代表するビッグ・ウェイバーの一人に成長した彼の2月16日にオフザウォールで撮影されたバレルライドが、世界最大の波情報サイトである「サーフライン」が毎年開催する「O’Neill Wave of the Winter powered by Surfline」の2月の1位を獲得した。

 

「O’Neill Wave of the Winter」は冬のノースの時期に最高の波をキャッチし、成功させたサーファーのシングル・ベスト・ウェイブのビデオ・コンテストで、毎月トップ・ライドが選出され、そして、最終的な年間ウィナーには、賞金としてサーファーには25,000ドル、 ビデオアーティストへ5,000ドル が贈られるというもの。

 

冬のビッグウェイブ・シーズンに素晴らしい波が届くハワイ・オアフ島ノースショアの今シーズンは、1月ほど目覚ましい動きが少なかった2月の中でも「O’Neill Wave of the Winter」には、パイプ、バックドア、オフザウォールからエントリーが殺到した。

 

その中で2月にトップ5にノミネートされたのがマイキー・オウショーニッシ、クリス・オーエンズ、ディエゴ・サントス、スキップ・マッカロー、河村海沙の5名。その中のナンバー1にカイサが輝いた。

 

10年間、ノースショアに通い続ける河村海沙について、ノースショアで日本人サーファーのアタックを撮影し続けている、日本のサーフィンフォトグラファーの草分け的存在である木本直哉さんはコメントした。Photo:Kin Kinimoto/Vid:Arukavision

 

「彼はパイプでサーフィンするんですが、混んでないオフザウォールが好きなんですよ。クローズアウトな日が多いんだけど、この日はパーフェクトな瞬間があった。彼は最高なタイミングで、素晴らしいポジションにいたんです。」

 

「これは僕にとって今年のベスト・ウェイブです」と、河村海沙は言う。「僕がOTW(オフザウォール)にいたとき、それほど人が多くなかったんです。それで、ほとんどの人がライトを狙っていて、僕はレフトを狙っていて、自分にとって最後の日だったので気合が入っていました。」

 

これで11月からの4ヶ月のウインターシーズンにおける、ハワイのオアフ島ノースショアの、シングル・ベスト・ウェイブをメイクしたナンバー1サーファーを決定する「ウェイブ・オブ・ザ・ウインター powered by Surfline」の期間が終了し、年間のトップ10、そしてナンバー1サーファーが決定する。今年のナンバーワンとなるのは誰だ!?

 

オフィシャルサイト:

http://www.surfline.com/wave-of-the-winter/2016-2017/