
プンタ・ロカ、ラ・リベルタッド、エルサルバドル(2025年4月3日木曜日)– ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第4戦となるサーフシティ・エルサルバドル・プロは大会2日目。
現地時間の午前6時33分に、男子オープニングラウンドのヒート5から競技が開始され、その後、女子オープニングラウンドの30分ヒートが続く。
五十嵐カノアは、男子オープニング・ラウンドのH9でセス・モニーツ(HAW)イマイカラニ・デヴォルト(HAW)という二人のハワイアンと対戦。
波数の少ないスローな展開の中で、特大のセットを掴んだカノアは高速でセクションを抜け、レイバック・スラッシュで大きなスプレーをあげ6.67をスコアしてヒートを開始する。
続けて波を掴んだカノアは、エンドセクションでテールハイのエアリバースをメイク。4.83のバックアップスコアを獲得して、ヒートスコアを11.50としてヒートを完全にコントロールする。
得意のレイバック・スラッシュが面白いほど決まるカノアは、対戦相手に付け入る隙を与えず、トップスコアを6.93に塗り替え、そのままリードを広げて圧勝。トップでラウンドアップを決めた。

「楽しいヒートでしたね。ヒートごとに波のコンディションが変わるので、どうなるか分かりません。今回は波が良かったです。おそらく、もう少し波があったと思います。
ボードを変えました。2種類の違ったファイルが用意されていました。まだここでサーフィンをしたことがなかったので、できるだけ多くのやり方でボードの感触を確かめたいと思っていました。
そして、本当にマジックボードを見つけました。とても気に入っています。それで、まずはそのボードで始めました。それから、ジェイソンが作ってくれた別のボードも試しました。
どちらもとても乗り心地が良かったです。まだ十分な時間をかけて、どちらのボードが乗りたいかを感じ取るには至っていませんが、でも、この波は本当に乗りやすいですね。どんなボードでも乗れる感じです。だから、うまくいきそうです。とても楽しかったです。」とカノアがコメントした。
以前にもましてハイリスクなターンにチャレンジしているように感じるカノア。この勢いで更なる頂を目指せ。
詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。