![Ezekiel Lau](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/02/Ezekiel-Lau_MRPRO_Sproule_A5Q0309.jpg)
メレウェザー、ニューカッスルNSW/AUS(2017年2月24日金曜日)WSLメンズQS6000イベント「メートランド&ポート・
![コンテスト会場](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/02/contest-site_A5Q9916.jpg)
ウイメンズのラウンド4ヒート6は、 CTルーキーのブロンテ・マコーレーが昨年のイベント・ファイナリストであるサリー・フィッツギボンズとステファニー・ギルモアと対戦。それはチャンピオンシップ・ツアー(CT)のオープニング・ヒートのようだった。
6度のワールド・チャンピオンであるギルモアは、ラウンド3でパーフェクトに近いヒートスコア(20点満点の19点)をスコアしたが、今日は全く精彩を欠いた。君臨するイベント・チャンピオンのフィッツギボンズは、2年連続優勝を目指しハングリー。ヤング・ウェスト・オーストラリアンのブロンテ・マコーレーが二人のベテランに対し大健闘を見せた。
![ブロンテ・マコーレー Credit: © WSL / Bennett](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/02/Macaulay_Anditi_Bennett028.jpg)
マコーレーは二人とは異なるバンクを選択。それが良い結果をもたらし、最初の2本の波で焦げつくようなバックハンドのアタックを披露して13.17のヒート・トータルをスコアして勝利を手に入れた。
「これはこれから自分が経験するCTでは起こり得るヒートで、それをここで経験できたのはラッキーでした。ステフは自分の大好きなサーファーで、彼女は素晴らしい才能を持った人なのです。」
![イズキール・ラウ Credit: © WSL / Sproule](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/02/Ezekiel-Lau_MRPRO_Sproule_A5Q0309.jpg)
2017CTルーキーのイズキール・ラウ。昨年まで多くのQSイベントに出場していたが、今回はCTにクオリファイするためのプレッシャーもなくリラックスしてサーフィンができているようだった。
「自分にとって、このイベントは素晴らしいチャンスでした」と、ラウは言った。「僕はいくつかの新しい戦略とヒート・プランを試したんです。それを練習できて嬉しいですね。CTに入れた今では、このようなイベントではリラックスできて、いろいろ実験して見れるんです。今年CTには入れて凄くエキサイトしているので、自分をもっとリラックスさせる必要がある。ここで試合に出ることで、リラックスさせることを覚えたたいです。」
![ライアン・カリナンCredit: (C) WSL / Sproule](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/02/0ed9e0f7-5350-4ea3-8644-b144b760fcd6.jpg)
これまでに、このイベントで優勝しているローカル・メンズ・コンペティターはいない中で、ライアン・カリナンの肩に大きな期待がかかる。昨年クォーターファイナルでフィニッシュしたカリナンは、今年こそは表彰台を目指す。
「このイベントで勝ったローカルはいないとみんなが言っている。」と、カリナンは言った。「自分の地元のコンテストで勝ちたいとは思うけれども、これは自分の参加するイベントのひとつでしかないんです。僕は常に優勝するために参加している。ちょっとプレッシャーはあるけど、楽しんで、ヒートごとに集中していきます」
![アレホ・ムニーツ Credit: © WSL / Bennett](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/02/65a99410-e1ac-4dac-9d76-a7dc835734a3.jpg)
ラウンド4のヒート6は、2015年のイベント・チャンピオンであるブラジリアンのアレホ・ムニーツが、オール・ブラジリアンのヒートに挑んだ。ムニーツは、2度目のクオリファイング・スポットに向けて戦い抜くために、13.60のヒート・トータルで素早く対戦相手をロックした。
「あのヒートでスコアを手に入れるために、辛抱強く波を待たなければならなかった。」と、ムニーツは言った。「前半にあの波を見つけられて自分はラッキーでしたね。終盤に向けて波はスローダウンしていったので。ブラジリアン同士の戦いは辛いですね。でも若い頃こら僕たちは、こうやって戦ってきたんです。今日の波はブラジルの夏のようなコンディションで、自分たちにはバッチリでした。」
![大原洋人](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/02/ohhara-1.jpg)
午後に入り、波数も減ったコンディションの中、メンズのラウンド4で大原洋人は、ジョアン・ドゥルーとタナー・グダスカスと対戦した。
スローなヒートのなか、大原洋人はファーストウェイブからコンパクトながら肩の張ったライトをキャッチ。フォアハンドでブローテールのシック・ターンをメイクして6.00をスコアして幸先の良いスタートを切る。
![大原洋人](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/02/ohharahiroto-1.jpg)
更にバックハンドで7.60をスコアした大原はヒートをコントロールする。しかし、ヒート後半に入り、ジョアン・ドゥルーとタナー・グダスカスがバックハンドで高得点をスコア。
3位を強いられる大原。激しいデッドヒートの展開となったが、グダスカスが終盤に駄目押しのエクセレントをスコア。ニード6.30と追い込まれる大原は最後までチャージしたが惜しくもここで敗退。17位でフィニッシュとなった。
![mahina](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2017/02/mahina.jpg)
女子のラウンド4で大村奈央と前田マヒナは強豪のシルヴァナ・リマと対戦。シルヴァナはスタートからチャージを繰り返し、高速サーフィンでヒートをリード。それに追従するかのように同じペースてスコアを刻んで2位につける大村奈央。一方で前田マヒナはじっくりと波を吟味。ヒート中盤に6.50をスコアしてバックアップを待ち続けた。
大村はフラットセクションでのカーヴィングターンから、クローズセクションでのリエントリーをメイクし、6.00をスコアして2位をキープ。ヒート終盤、波を待ち続けた前田マヒナが6.83をスコアして大逆転。
更にラストウェイブでは8.50のエクセレントをスコアしてトップでラウンドアップ。大村奈央は惜しくもここで敗退。17位でフィニッシュとなった。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1784/maitland-and-port-stephens-toyota-pro
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wqs/1785/anditi-womens-pro