ブーメラン・ビーチ、NSW/オーストラリア(2017年2月8日水曜日)WSL−QS1000「Komunity プロジェクト・グレイト・レイクス・プロ presented by Rockstar 」は大会2日目。
本日のブーメラン・ビーチはオンショアながら3−5フィートのパンチーなコンディションで、ウイメンズのラウンド1、メンズのラウンド3ヒート8までが行われた。
現在ウイメンズのクオリファイング・シリーズ・レイティングをリードするのは、NSW州のセントラル・コースト出身である世界ジュニア・チャンピオンのメイシー・キャラハン。
ここまでのオーストラリア・レッグでは、スモール・コンディションに手を焼いたが、本日のサイズのある波では流石のパフォーマンスを披露。8.75のエクセレントなシングル・ウェイブ・スコアを記録して、ラウンドアップを決めた。
「まともな波で試合が出来て嬉しいですね。」と、キャラハンは言った。「今年の初めから連続してコンテストに参加していますが、ほとんどが厳しいコンディションでの戦いだったので、今回良い波で出来て嬉しいです。
このエリアに家族が住んでいるので、ここではいつも良い波でサーフィンをしています。だから、ここでコンテストが出来て嬉しいですね。」
もう一人のセントラル・コースト出身のヤング・グーフィーフッターである、キラ-ベル・オルソンは、じっくりとソリッド・ウェイブをセレクトして、印象的なパフォーマンスを披露。
オルソンはビッグレフトにテイクオフして、いくつかのフォアハンド・ハックで 9.35のパーフェクトに近いシングル・ウェイブ・スコアを記録して勝ち上がった。
風とレインスコールでラインナップを乱すなか、ニューカッスルのフィリッパ・アンダーソンはブーメランで難しいファースト・ヒートを切り抜けた。
本日ヒートが行われた女子のラウンド1には、前回のキャバリタで優勝した橋本恋、今シーズンのスタートをオーストラリアに選んだ田代凪沙、バーレーヘッズから参加の北澤麗奈と黒川日菜子が出場。
今シーズン最初のヒートとなった本日のヒート2を戦った田代凪沙は、7.00を5.50でバックアップしてヒートスコア12.50でラウンドアップ。幸先の良い、好調な滑り出しを見せた。
前回のキャバリタで優勝した橋本恋は2位でラウンドアップ。黒川日菜子はヒートスコア11.85で1位でラウンド2へ勝ち進んだ。
昨日ラウンド3に勝ち上がった小笠原由織は、7.00をスコアするもバックアップが見つけられずに敗退。ラウンド3から登場の小林桂も初戦敗退となった。
明日は、メンズのトップシードのラウンド4が行われれば、ヒート1に大原洋人が出場予定。
またウイメンズでは、ラウンド2のヒート1で、橋本恋と田代凪沙が、優勝候補のメイシー・キャラハンAUS、カイアニ・ドビンAUSと対戦。黒川日菜子はヒート7に登場。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
コンペティションの4日目、5日目は(2月10日 ― 11日)はライブ中継が予定されている。
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1776/komunity-project-great-lakes-pro/live
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wqs/1775/komunity-project-great-lakes-womens-pro/live