カノア五十嵐が2017年シーズンをホームブレイクのハンティントンでキックオフ。

 

ハンティントン・ビーチ、カリフォルニア、2017年1月13日金曜日:早くもWSL(ワールド・サーフ・リーグ)今シーズンの第1戦となるメンズQS1000「シュー・シティ・プロ」がカリフォルニアのハンティントン・ビーチでスタートした。

 

ハンティントン・ビーチ - WSL / Mike Moir
ハンティントン・ビーチ - WSL / Mike Moir

 

今回のイベントには、CT選手やトップQSランカー、トップジュニアがエントリー。QS1000とはいえ、ハイレベルなバトルが繰り広げられる。そんな中で本日は雨の中、メンズのラウンド2ヒート8までが行われた。

 

今回は日本からラウンド1から藤沼圭太郎、ラウンド2から西修司、仲村拓久未、野呂海利が出場。ヒートが行われた西修司は見事1位でラウンド3へ勝ち上がった。

 

カノア五十嵐 WSL / Andrew Nichols
カノア五十嵐 WSL / Andrew Nichols

 

ハンティントン・ビーチをホームブレイクとするCTサーファーのカノア五十嵐。昨年の最終戦となったビラボン・パイプマスターズでは、見事初出場で準優勝という快挙を達成。その勢いのまま、今シーズンに挑む。本日のラウンドでは全くプレッシャーを感じさせない余裕のサーフィンで、エクセレントの8.83をスコア。1位で勝ち上がった。

 

「この10年間、リスタートせずにノンストップで来たから、この2月まではブレイクして、幾つかの事に取り組むために時間を取ろうと自分に言い聞かせたんです。通常ならハワイにいるか、波を追って出かけているんですが、今回は弟のキアヌの初めてコンテスト出場というのもあったし、トレーニングしたり、このコンテストにも出たいなって思ったんです。」

 

「このイベントは2014年に初優勝したQSコンテストでもあるんです。その事はすごく覚えていて、家族や友達が応援に来てくれました。その時はまだまだでしたが、いまは優勝候補として見られている。僅か2年余りでこんなに変わってしまうなんて信じられないです。それと今回は弟のコーチもできればと思っています。」

 

「今年は、ステップアップしたいですね。昨年のパイプラインでの結果がまぐれではなかったことを示したいです。いつも自分が目標とするのは、イベントで自分のサーフィンをすること。それに多くの年を重ねてきました。でも、一つでもそれが出来たことは最高に嬉しかったです。

 

自分の本当のサーフィンが見せられれば結果は付いてくると思っています。このコンテストにはプレッシャーはないので、スタートには最高だと思っています。」

 

 

イベント・オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1759/shoe-city-pro/live