ディオン・アトキンソンとニッキ・ヴァン・ダイクが全豪オープン・サーフィン・タイトル獲得
マンリー・ビーチ、シドニー(日曜日、2015年3月6日):WSLメンズQS6000「Australian Open of Surfing」と、WSLウイメンズQS6000「Aussie Bodies Women’s Pro」は大会最終日を迎え、ディオン・アトキンソンとニッキ・ヴァン・ダイクが名誉ある全豪オープン・サーフィンのタイトルを獲得した。
AOS 2016 Final Day Highlights
厳しいコンディションが続いていたマンリービーチは、ファイナルデイに相応しいクリーンな3フィートのコンディションでクライマックスを迎えた。
アトキンソンは今回のイベントを通して、エクセレントなウェイブ・スコアを毎ヒートでスコアしていた。そんな元チャンピオンシップ・ツアー(CT)コンペティターは、ヤング・イタリアン・センセーションのレオナルド・フィオラバンティと、ファイナルを戦った。
ピーキーなビーチ・ブレイクにおいて、ソリッドなパワー・サーフィンで14.66のヒート・トータルをスコアしたのは、経験豊かなアトキンソンであった。今回の優勝はアトキンソンにとって、CTへ再びクオリファイするための素晴しいシーズンスタートとなった。
「数週間前に、誰かが僕にこのイベントで優勝するんじゃないかなって言っていても、全く信じなかったと思う。」と、アトキンソンが言った。「僕はこのイベントを通して、良い試合を組み立てていると感じていました。そして、その勢いを増す事が出来たんです。信じられませんね。」
「昨年末、僕はクオリファイにかなり近いところにいました。このようなシーズン前半に優勝出来る事は、自分にとって凄く大きい事だと思います。」
前回のニューカッスル・サーフェストでの第2位に続き、QS6000を2試合連続で2位となったフィオラバンティは、2016年のシーズンにソリッドな土台をセット。言うまでもなくフィオラバンティは、現段階でQSランキングのトップへ躍り出た。
「自分のクオリファイング・キャンペーンのグレート・スタートです」と、フィオラバンティが言った。「2試合連続で2位というのも相当タフですが、とにかく良い結果です。今週の多くのギャラリーによるサポート、そしてイタリアの国旗をビーチで見る事が出来てアメージングで、毎日が最高でした。」
セミファイナルで昨年のイベント・チャンピオンであるローラ・エネバーを下したニッキ・ヴァン・ダイクは、ヒート毎に勢いを増して行った。
カレント・ワールドNo.10の彼女は、ファイナルで今回のベスト・パフォーマンスを見せ、2つのエクセレント・スコアを9.66と8.33を記録。対戦相手のマリア・マニュエルをコンビネーション・シチュエーションに追い込んで圧勝した。
「ここマンリーで優勝できて最高に嬉しいです。」と、ヴァン・ダイクが言った。「波は、ホームのリップ-ボウルでサーフィンしているように本当に楽しかったです。マリアはイベントを通して良いサーフィンをしていました。だから、そんな彼女とのファイナルで勝てて嬉しいです。多くのギャラリーによってビーチを埋め尽くされて、信じられない雰囲気でした。最高の一週間でしたね。」
真夏のオーストラリアで、1月末からQSイベントが毎日のように続いて来た、WSLオーストラリアン・レッグもいよいよ本番となるチャンピオンシップ・ツアーの今シーズン開幕戦「クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」が今週木曜日、3月10 日- 21日までのウエイティング期間で行われる。
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オフィシャルサイト:http://www.australianopenofsurfing.com/2016