WSL-QS6000「Australian Open of Surfing」で村上舜が9位。男女ともベスト8が決定。

WSL-QS6000「Australian Open of Surfing」で村上舜が9位。男女ともベスト8が決定。 


レオナルド・フィオラヴァンティ: WSL/Owen

 

マンリー・ビーチ、シドニー(2015年3月5日土曜日):WSLオーストラリアン・ レッグ・メンズQS6000「Australian Open of Surfing」、WSLウイメンズQS6000「Aussie Bodies Women’s Pro」は大会6日目。2フィートの厳しいコンディションでメンズはラウンド5、ウイメンズはラウンド5、6が終了。ベスト8が決定した。

 

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Aus Open of Surfing – Day 8 Highlights

 

快進撃を続ける村上舜は、ラウンド5のヒート1で、イタリア強豪のレオナルド・フィオラヴァンティとマンオンマン対決。早朝の第1ヒート。昨日までのオンショアが弱まった分、更にサイズダウンが進み、波数も少ない中、長身を活かしたパワフルなフロントサイド・ターンを見せるレオは、7.33、4.83を揃えてヒートをリードした。

 

村上舜は第9位でフィニッシュ。

 

 

村上舜もシャープなバックハンドで4.83をスコアして、じっくりと波を待った。残り時間10分を切り、優先権を持ち掴んだ波で5.57をスコアし、追い上げる村上舜だったが、惜しくもここで敗退。クオーターファイナル目前の敗退となったが、QS6000で9位となり、貴重な1550ポイントと賞金2,500ドルを獲得。次に繋がる結果を残した。

 

 

「もう少しスウェルの希望の持てる明日に生き残ろうとしていただけです。」と、フィオラバンティが言った。「これだけ波が小さい時は、ミスを絶対にしない事が重要なんです。ひとつの小さいミスがヒートの命取りになる。チャンスを最大限に利用する事です。チャンスはそれ以外ないかもしれませんからね。」

 

 

デイヴィッド・シルヴァ(ブラジル): WSL/Bennett

 

デイヴィッド・シルヴァ(ブラジル)は、得意のジャイアント・バックハンドで、エクセレントな8.17のウェイブ・スコアをスコア。大差でロブソン・サントス(ブラジル)を下してQF進出を決めた。

 

カラニ・ボール(Stanwellパーク、NSW)

 

 

カラニ・ボール(Stanwellパーク、NSW)は、ジョシュア・モニーツ(ハワイ)とのヒートを僅差で勝ち、明日のクォーターファイナルに進出。ボールはエアリアル・レパートリーを封印しレール・トゥ・レールのサーフィンに切り替えたのが勝因と語った。

 

マット・ウイルソン WSL/Bennett

 

トーマス・ヘルメス(ブラジル)は、エクセレントな18.17のヒート・トータルをスコア。カレント・ワールド・チャンピオンシップ・ツアー・サーファーのマット・ウィルキンソン(コパカバナ、NSW)を下す、イベント最大の番狂わせを引き起こした。

 

ローラ・エネバー WSL/Bennett

 

 

昨年のオーストラリアン・オープン・チャンピオンでローカルのローラ・エネバー(ナラビーン、NSW)は、昨年のイベントで勝利したとき同様のパフォーマンスを見せ、17.23のヒート・トータルを記録して、キム・ヴェトゥ(GLP)を下した。

 

 

タイラー・ライト WSL/Bennett

 

 

タイラー・ライト(カルバーラ、NSW)は、9.17のウェイブ・スコアをマークし、今回のイベントで好調だったモード・ル・カー(フランス)を下し、明日のクォーターファイナル進出を決めた。

 

いよいよ今大会も明日がファイナルデイ。男女ともチャンピオンが決定する。名誉ある全豪オープンのタイトルを手にするのは誰か。

 

 

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オフィシャルサイト:http://www.australianopenofsurfing.com/2016