メンズR3&ウイメンズR4。マヒナ前田はR5進出。カノア、野呂、田代、大村は敗退。

メンズR3 & ウイメンズR4。マヒナ前田はR5進出。カノア、野呂、田代、大村は敗退。 


クーパー・チャップマン© owenphoto.com.au

 

マンリー・ビーチ、シドニー(2015年3月3日木曜日):WSLオーストラリアン・レッグ・メンズQS6000「Australian Open of Surfing」、WSLウイメンズQS6000「Aussie Bodies Women’s Pro」は大会4日目。3フィートのマンリー・ピークでメンズのラウンド3が完了。その後ウイメンズのラウンド4が終了した。


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Men’s QS6000 Round 3 & Aussie Bodies Women’s Pro Round 4ハイライト映像

 

現在のワールド・チャンピオンシップ・ツアー・サーファーであるマット・ウィルキンソン(コパカバナ、NSW)は、先週ニューカッスルで行われたサーフェスト・イベント同様のディスプレーを披露。波数の少ない中で、長いレフトハンダーを掴み、様々な異なるスナップをメイクして、13.43のヒート・トータルを叩き出した。

 

マット・ウィルキンソン

 

 

「あのヒートは、本当にトリッキーだった」と、ウィルキンソンが言った。「掴んだ波の中で1本だけがソリッドな良い波で、でもその波はあまり良い感じではなかったですね。僕はニューカッスルでの勝利の後、良い感じなので、この勢いを続けてファイナルに近付きたいですね。」

 

 

Wade Carmichael © owenphoto.com.au

 

 

セントラル・コースト・サーファーのウエイド・カーマイケル(アボカ、NSW)も支配的なパフォーマンスで、16.27のヒート・トータルを記録した。カーマイケルは、2週間前にブーメラン・ビーチで開催された、シリンダー・コンディションでの「Komunityプロジェクト・グレイト・レイク・プロ」で優勝。今回のパンチのきいたビーチブレイク・コンディションではリラックスしてサーフィンしているようだ。

 

「コンディションは明らかにトリッキーですが、ライトウォールを掴めれば、ビッグなクリーンターンが可能なセクションがあります。」と、カーマイケルが言った。「自分はクリーンなダブル・アップ・ウェイブにセクションを見つけました。明日もこのような波なら、今日と同じような作戦で行くつもりです。」

 

 

カノア五十嵐 © owenphoto.com.au

 

 

トップ・シード選手を下し、ジャイアントキラーぶりを見せるローカル・スタンドアウトのクーパー・チャップマン(ナラビーン)は、2016年のワールド・チャンピオンシップ・ツアー・デビューするカノア五十嵐(USA)をイベントから排除した。

 

チャップマンは、ジャイアント・エアリアル・マニューバーのプログレッシブ・アプローチで、16.83のヒート・トータルをスコアして圧勝した。「僕は、マンリー・ラインナップでかなりリラックスしてやれている感じですね。」と、チャップマンが言った。

 

「ここまでのヒートではターンのコンビネーションでまともなスコアを出せるチャンスを掴みました。それが上手くいっているみたいですね。ですが現段階では、イージーなヒートがないので、僕は集中を切らさずにヒート毎勝ち上がるだけです。」

 

ローラ・エネバー(ナラビーン、NSW)WSL/Bennett

 

 

ウイメンズでは、昨年のチャンピオンであるローラ・エネバー(ナラビーン、NSW)が、元ワールド・チャンピオン・ソフィア・ムラノヴィッチ(ペルー)とカレント・ワールド・ジュニア・チャンピオン・イザベラ・ニコルズ(クーラム、Qld)、日本の野呂玲花と対戦。エクセレントの9.40を7.50でバックアップして、ヒートトータル16.90で圧勝した。

 

タイラー・ライト(カルバーラ)もまたマッシヴな15.40のヒート・トータルを記録。彼女は、元ワールド・チャンピオンシップ・ツアー・サーファーのグレン“Micro”ホールをコーチとして迎え入れ、彼のサポートが勝利に繋がったとコメント。

 

メイシー・キャラハン(アボカ、NSW)WSL/Bennett

 

 

最近のジュニアイベントで大活躍のセントラル・コースト・センセーションのメイシー・キャラハンは、ワールド・チャンピオンシップ・ツアー・サーファーのセージ・エリクソン(USA)を破る大番狂わせを引き起こした。

 

野呂玲花

 

 

本日のウイメンズラウンド4では、野呂玲花、田代凪沙、大村奈央、そしてハワイからマヒナ前田が出場。H8の野呂玲花は、ヒート終盤に3つのビッグターンを決めて6.10をスコアするも4位敗退。

 

大村奈央

 

H11の田代凪沙はリズムが掴めず自分のサーフィンが出せないまま4位で敗退、H12の大村奈央は、ファーストライドで5.00、ラストウェイブの気合いのライディングで6.83をスコアし、ヒートスコア11.83としたが、惜しくも3位で敗退となった。

 

マヒナ前田は、ブロンテ・マコーレー(AUS)ジョアン・デフェイ(FRA)テレサ・ボンヴァロ(PRT)と対戦。マヒナはヒート前半に6.00と4.17をスコアし、ヒートをリード。しかしエクセレントを出したマコーレーに逆転され後半3位へ。しかし残り10分を切って6.93でトップスコアを塗り替え2位となり、そのままラウンドアップを決めた。

 

明日は、メンズのラウンド4から行われる予定で、ヒート8まで。その後ウイメンズのラウンド5が8ヒート行われる。メンズのラウンド4ヒートで村上舜がジェシー・メンデス、クーパー・チャップマンと対戦。ウイメンズのラウンド5ヒート1でマヒナ前田が、ホリー・ウォン、コビー・エンライトと対戦。

 

世界を目指しチャージを 続ける彼らにエールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

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オフィシャルサイト:http://www.australianopenofsurfing.com/2016