イーサン・ユーイングとメイシー・キャラハンがNIBプロ・ジュニアで優勝。橋本恋が7位。
ニューカッスルNSW、オーストラリア(2016年2月21日日曜日):2016ニューカッスル・サーフェストの3つのワールド・サーフ・リーグ・イベントの初戦として行われた「NIBプロ・ジュニア」が終了。
4~5フィートのコンディションにサイズアップしたミアウェザー・ビーチで、今季絶好調のオーストラリアン・ヤング・ガン、イーサン・ユーイングとメイシー・キャラハンが勝利を手に入れた。二人は早くも今シーズンのジュニアで2勝目と絶好調だ。
ジュニアメンズのファイナルでは、アメリカのグリフィン・コラピントと対戦したユーイングが、連続して4つのワイプアウトをして不安定なスタートを切った。
一方、コラピントはヒートをコントロール。しかし、ユーイングがクリーンなフェイスを持ったビューティフルなセットを見つけ、パーフェクトなサーフィンを披露。そのライドはパーフェクト10となり、大逆転で勝利を決めた。
今季は1月のQSバーレープロの優勝から始まり、ジュニアでは既に2勝と素晴しいシーズンをスタートさせているユーイング。今シーズンは彼の名前を多くのイベントで目にすることになりそうだ。
「僕は、グリフィンとのファイナルで本当にナーバスになっていました。」と、ユーイングが言った。「スタートは少し神経過敏になっていましたね。いつもなら考えられないワイプアウトを続けていました。
幸運にもあの波を見つけて最後まで乗り切れました。それで自身を取り戻して自分のゲームに戻れたんです。このイベントは素晴しいスウェルが入って来ていました。今回のイベントで優勝出来た事で、明日から始まるQS6000イベントへ自信を持って挑めます。」
惜しくも第2位となったアメリカのグリフィン・コラピントは「ファイナルでは、自分に必要な波を見つけることが出来ませんでした。でも、親友のイーサンとのファイナルは最高でした。」とコメント。
NIBウイメンズ・プロ・ジュニアのディフェンディング・チャンピオンである、メイシー・キャラハンは、イベントを通して素晴しいパフォーマンスを披露。今シーズン2度目のプロ・ジュニア・ファイナル進出のキャラハンは、アボカのプロジュニアで優勝したコビー・エンライトと対戦。
ビューティフルなセットを掴んだキャラハンは、ファースト・ターンでのマッシヴなフォアハンド・ハックから、更なる2つのターンでバックアップ。8.50のエクセレントなシングル・ウェイブ・スコアを記録して、今シーズンのプロジュニア2勝目を手に入れた。
また、今回のイベントでは、日本の川合美乃里、橋本恋がラウンド1を勝ち上がり、ラウンド2で7.25をスコアした橋本恋がクオーターファイナル進出。惜しくもそこで4位敗退となったが7位となった。
いよいよ明日22日(月)からは、ウイメンズQS6,000タガート・ウイメンズ・プロ、メンズQS6000メートランド&ポート・スティーブンス・トヨタ・プロがスタート。
今回のQS6000イベントでは、日本からは、ラウンド1から1 H4 大橋海人、H5 加藤嵐、H6にハワイの喜納海人、H10 村上舜、H16 稲葉玲王、H20 仲村拓久未、H21 安井拓海、H22 新井洋人、H24 佐藤魁といったトップ選手が顔を揃える。
トップシードのラウンド2からはCTサーファーも多数出場。今年からクオリファイを決めたカノア五十嵐も、スナッパーでもCT開幕戦前のウオーミッグアップで、CTサーファーとしてQSイベントに初出場となる。
またウイメンズでは、ラウンド1から今回のジュニアで検討した橋本恋がH1 、H2に田代凪沙、ラウンド2からH2 庵原美穂、H6 須田那月、ラウンド3のH4 大村奈央、ラウンド4のH5 野呂玲花。前田マヒナもH4から登場。
世界を目指しチャージを 続ける彼らにエールを送り続けたい。頑張れ!日本!
SURFESTオフィシャルサイト:http://www.surfest.com/live/
メンズ:maitland-and-port-stephens-toyota-pro
ウイメンズ:taggart-womens-pro
ジュニア男子:nib-pro-junior
ジュニア女子:nib-pro-junior