エイドリアン・バカンとフレンチ・リッパーのジャスティーン・デュポンが優勝。
アボカ・ビーチ、セントラル・コースト(2016年2月12日金曜日):NSWプロ・サーフ・シリーズ第3戦であるWSL-QS1000「セントラル・コースト・プロ」大会最終日は、 3~4フィートのクリーン・コンディションの素晴らしいサニー・デイ。
ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)サーファーで、地元アボカ出身のエイドリアン・バカンは、フレンチ・リッパー・ジャスティーン・デュポン(フランス)と共に、アボカ・ビーチで行われた記念すべき第1回のセントラル・コースト・プロで優勝した。
バカンはイベントを通して素晴らしいサーフィンを披露。ヒート毎に絶えずハイ・スコアを記録。ファイナルは、ノース・シェリーのパワーハウス、シェーン・ホームズとの対戦となり、オール・セントラル・コースト・ファイナルとなった。
ファイナルではファーストライドから、スタイリッシュなクリティカル・バックハンド・サーフィンで、エクセレントの8.50をスコアして、アーリーリードを取り、セカンド・ウェイブではソリッドな7.65をスコア。圧倒的な強さで勝利を収めた。
「僕はその昔、アボカで行われたプロジュニアで優勝出来なかった。これはその時の埋め合わせですよ。」と、バカンが言った。
「レベルの高い多くの選手が、このコンテストで見ることが出来て、とてもよかったです。それは、セントラル・コーストが素晴らしいサーフィン・ディスティネーションであることを示しています。」
「ファイナルは、シェーン(ホームズ)に対する本当に特別なサーフィンでした。彼は今夏に驚くほどのサーフィンをしていて、ボードライダーズ・バトルでも活躍しました。人々は、本当に彼のサーフィンに注意し始めている。
僕はこの結果が彼をインスパイアし、更にクオリファイング・シリーズ(QS)イベントで活躍することを期待しています。」
ウイメンズでは、フレンチ・リッパーのジャスティーン・デュポン(フランス)が、ファイナルでフィリッパ・アンダーソン(ミアウェザー、NSW)と対戦。
デュポンは、素晴らしいマニューバーのバリエーションで、素早く8.50、 8.40 という2本のエクセレント・スコアをマーク。アンダーソンを大きく引き離し、そのまま勝利を手に入れた。今回の勝利はデュポンに素晴しい2016年のキャンペーンをスタートさせる。
「今年は本当にエキサイトしています。CTへクオリファイを目指していきます。この勝利は自分の一年にパーフェクトなスタートです。本当に本当にハッピーです。」と、コメント。
次なるステージとなる、NSWプロ・サーフ・シリーズ第4戦であるWSL-QS1000「KOMUNITYプロジェクトGREAT LAKES PRO 」は、ブーメラン・ビーチで2月15-18日の期間で開催。
このイベントには、今回17位となった加藤嵐をはじめ、佐藤魁、西修司、粟田海、都筑百斗、粟田生が参戦予定。またウイメンズでは、野呂玲花、須田那月、田代凪沙、橋本恋、黒川日菜子が参戦予定。世界を目指しチャージを続ける彼らにエールを送り続けたい。頑張れ!日本!
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第1戦:WSL-QS1000「Carve Pro」1月15-17日@マルーブラ・ビーチ(終了)
第2戦:WSL-QS1000「テルストラ・ストア・ツイード・コースト・プロ」2月1-4日@カバリタ
第3戦:WSL-QS1000「セントラル・コースト・プロ」2月9 – 12日@アボカ・ビーチ
第4戦:WSL-QS1000「KOMUNITYプロジェクトGREAT LAKES PRO 」2月15-18日@ブーメラン・ビーチ