ニック・スクワイアーとミカエラ・グリーンが優勝。WSL-QS1000「Carve Pro」コナーが2位

ニック・スクワイアーとミカエラ・グリーンが優勝。WSL-QS1000「Carve Pro」コナーが2位 


優勝したニック・スクワイアー(AUS)とミカエラ・グリーン(AUS)

 

2016年1月17日日曜日:オーストラリア、シドニー東部の郊外にあるマルーブラ・ビーチで開催されていた、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)オーストラレーシア・クオリファイ・シリーズ(QS)のファースト・イベント「Carve Pro」で、ニック・スクワイアー(AUS)とミカエラ・グリーン(AUS)が優勝した。

 

優勝したニック・スクワイアー(AUS)© Ethan Smith / Surfing NSW

 

 

2~3フィートのコンディションで行われたファイナルデイ。メンズのファイナルは、ニック・スクワイアー(AUS)とコナー・オリアリー(AUS)が対戦。

 

ファイナルでは、スクワイアーが信じられないパワーを見せ、オープニング・ウェイブで、ハック&ソリッド・クローズアウト・マニューバーで、エクセレントの8.50をスコア。スクワイヤーはそれを7.76でバックアップした。

 

それに対し、エクセレントの8.00を保持したオリアリーは、ラストウェイブで7.20をスコアするも逆転出来ず。スクワイヤーがクロスヒートのファイナルを逃げ切り勝利を手にした。

 

 

「まだ本当に信じられない感じです。」と、スクワイアーが言った。「僕は地元で若い子達のサーフィンスクールをやっているんです。だから、コンテストで戦って良い結果を出すなんて本当にタフな話でした。楽しむ事を心掛けて、自分自身がイベントを楽しんでやっていただけなんです。気が付くとファイナルまで勝ち上がっていました。」

 


コナー

 

 

元日本チャンピオンの柄沢明美の長男であるコナー・オリアリー(AUS)。昨年末のハワイでは素晴しい勢いで注目を集め、今シーズンはオーストラレーシアQSシリーズのオープニング・イベントで、その勢いを続けた。

 

「僕は、みんなに良いショーを見せたいと思っていました。QS6000前のウォームアップとして、このような試合が出来たことは良かったです。これからシーズンが始まるので、それらのイベントで自分のフォームを続けたいですね。」と、オリアリーが言った。

 


昨シーズンは年末にクオリファイのギリギリのラインまでランキングを上げたオリアリー。今シーズンはビッグタイトルを獲得して、クオリファを目指せ!

 


今回のウイメンズQS1000「Carve Pro」には、オーストラリアでサーフィン修行を続ける黒川日菜子がラウンド1から出場したが惜しく敗退。昨年、日本のリージョナルチャンピオンでシード権を手に入れた橋本恋はラウンド2から出場したが惜しくも敗退。メンズでも粟田海がラウンド2で敗退となった

 

真夏のオーストラリアでスタートした、WSLのオーストラレーシア・クオリファイング・シリーズの次なるイベントは、「バーレー・プロ presented by Bruce Lynton Land Rover」で、1月29日 ― 31日で開催される。


 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1362/carve-pro


 

メンズ・ファイナル
優勝:ニック・スクワイヤーズ(Corrimal、NSW/AUS)15.75
第2位:コナー・オリアリー(クロヌラ、NSW/AUS)15.20


メンズ・セミファイナル
1:ニック・スクワイヤーズdef.スチュアート・ケネディ(レノックス・ヘッド、NSW/AUS)
2:コナー・オリアリーdef.クーパー・チャップマン(ナラビーン、NSW/AUS)

 

ウイメンズ・ファイナル
優勝:ミカエラ・グリーン(ヤリンガップ、WA)14.00
第2位:フィリッパ・アンダーソン(ミアウェザー、NSW)11.10

 

ウイメンズ・セミファイナル
1:フィリッパ・アンダーソンdef.インディア・ロビンソン(VIC)
2:ミカエラ・グリーンdef.ジェシカ・グリムウッド(NSW)