WSL-QS1000「セントラル・コースト・プロ」加藤嵐、山中海輝、粟田生がラウンド4進出。

WSL-QS1000「セントラル・コースト・プロ」加藤嵐、山中海輝、粟田生がR4進出。黒川R3へ


ディーン・ボウエン photo:Surfing NSW/Smith

 

アボカ・ビーチ、NSW(2016年2月10日水曜日):ニュー・サウス・ウェールズのアボカ・ビーチで昨日よりスタートした、NSWプロ・サーフ・シリーズ第3戦であるWSL-QS1000「セントラル・コースト・プロ」は大会2日目。パーフェクトなコンディションでコンテストは再開され、メンズのラウンド3までと、ウイメンズのラウンド2までが終了した。

 

メンズのラウンド3では、ディーン・ボウエン(Gerroa、NSW)が、バックハンド・サーフィンで、パーフェクトに近い9.90というシングル・ウェイブ・スコアを含む、ここまでのコンテストのハイエスト・ヒート・トータル19.20を記録した。

 

彼は対戦相手とは別のピークを選んで、パーフェクトなシェイプをしたライトハンダーを根気よく待った。そして、多くのバーティカル・リエントリーで支配的な勝利を掴んだ。

 

スレード・プレストウィッチ(ZAF)

 

 

また、スレード・プレストウィッチ(ZAF)も根気よくセットを待ったコンペティターだった。終始レフトハンダーを狙っていた彼のもとへ、ヒート残り時間20秒でロング・ライトが現れて、3つのマッシヴターンで7.75をスコア。ラウンド4への切符を手に入れた。

 

フィリッパ・アンダーソン(ミアウェザー、NSW)

 

 

ウイメンズでは、バーレープロで、想定外の敗退を喫したフィリッパ・アンダーソン(ミアウェザー、NSW)が、スマートな試合運びで、2つのミディアム・スコアを記録しラウンドアップ。

 

ジャスティーン・デュポン(フランス)

 

 

シード選手No.2のジャスティーン・デュポン(フランス)は、ウイメンズのセカンド・ラウンドのハイエスト・ヒート・トータル15.80を記録しラウンドアップを決めた。


 

本日は、ラウンド2のH15に都筑百斗が登場、7.00をスコアするもバックアップを見つけられず3位で敗退。ラウンド3には粟田生、西修司、山中海輝、加藤嵐、佐藤魁が登場。粟田と山中は2位でラウンドアップ。

 

ヒート12の加藤嵐は、ファーストウェイブからエクセレントの9.25をスコア。バックアップに7.40を揃え、ヒートスコア16.65として、見事1位でラウンドアップ。素晴しい滑り出しを見せる。

 


女子では黒川日菜子が、ラウンド2のヒート2で7.35を5.10でバックアップし、ヒートスコア12.45をスコアして2位でラウンドアップ。

 

明日はいよいよ男子トップシードが待ち構えるラウンド4での戦い。QS1000と言えども、鍛えられた選手が揃うオーストラリアでの試合はハイレベル。

 

ラウンド4ではH5に粟田生、H12 山中海輝と加藤嵐が同じヒートに。ベスト16の戦いとなる女子のラウンド3ヒート1で黒川日菜子は、フィリッパ・アンダーソンAUS、テレサ・ボンヴァロPRT、エリー・ブルックス AUSと対戦。


ここを勝ち上がれなければ、その先はない。世界を目指す彼らの活躍を期待しエールを送りたい。頑張れ!日本!


 

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