ムラサキ湘南オープン「LONGBOARD SUPER HEAT」でハーレー・イングルビーが優勝
(神奈川県藤沢市/湘南海岸 2015年 7月19日、日曜日)前日まで行われていた、白熱したショートボードQSの興奮冷めやらぬ「MURASAKI SHONAN OPEN 2015」は、大会6日目を迎え「LONGBOARD SUPER HEAT」が行われた。
これは16人の招待選手によるシングルフィンによるクラシックなノーズライドを競い合うコンテスト。2014年の世界チャンピオンであるオーストラリアのハーレー・イングルビー、カリフォルニアのスタイルマスター、CJネルソンが出場。
今回の招待選手のなかには、コンペシーンで活躍する森大騎、尾頭信弘、新城譲などをはじめ、日本を代表するスタイルマスターの瀬筒雄太を筆頭に、宮内謙至、吉田泰、中村清太郎、石塚晃など、コンペシーンの第一線を退きながらも、その洗練されたロングボード・サーフィンを魅せる選手達が参加した。
また、丸山良子、島尻祐子といった女性ロングボーダーも男子のヒートに出場し、グレースフルなラインを描いた。
ファイナルには、世界チャンピオンであるオーストラリアのハーレー・イングルビー、カリフォルニアのスタイルマスター、CJネルソンが順当に勝ち上がり、日本の6Xチャンピオンである宮内謙至に、セミファイナルで瀬筒雄太に大逆転で勝ち上がった吉田泰がファイナル進出を果たした。
ファイナルは各選手がスタートからアベレージスコアをまとめるなか、ハーレー・イングルビーが5.50をスコアして僅かにアドバンテージをとる。ヒート中盤に入り、再びイングルビーが5.25をスコア。ヒートをリードする。
ヒート時間残り10分を切って6.15をスコアする宮内謙至。ネルソンも6.00をスコア。第1位のポジションへ浮上する。そして、残り時間5分を切って、イングルビーが9ポイントのエクセレントをスコアして再び逆転。ネルソンも8.5をスコアするも逆転ならず。そこでタイムアップ。世界チャンピオンのイングルビーが見事優勝した。
「LONGBOARD SUPER HEAT」
優勝:Harley Ingleby (AUS)
2位:CJ Nelson (USA)
3位:Yutaka Chabo Yoshida (JPN) 吉田泰
4位:Kenji Shoroku Miyauchi (JPN) 宮内謙至
撮影:山本貞彦
オフィシャルサイト
http://www.worldsurfleague.jp/
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