Jベイ・オープンはラウンド4が終了。3名の世界チャンピオン対決はメディーナが勝利。
ジェフリーズ・ベイ、サウス・アフリカ(2015年7月18日土曜日)コンディション不良でレイデーが続いていた、サムスン・ギャラクシーWSLメンズ CT第6戦『Jベイ・オープン』が再開。ラウンド4の4ヒートが終了し、明日のファイナルデイを待つばかりとなった。
本日の注目は、ヒート3で、ケリー・スレーター、ミック・ファニング、ガブリエル・メディーナの3名の世界チャンピオンが対決。この3名の合計で、15のワールド・タイトルと7つのJベイ・タイトルを誇る。
スレーターとメディーナは今シーズン、予想外のシーズンスタートで、スレーターがジープ・リーダーボードで11位とメディーナが20位を強いられており、今回のJベイ・オープンでは良い結果を残したいところ。
ヒート前半は、ミッド・レンジ・スコアがスコアされ、スレーターが僅かにリードする展開となった。
しかし、残り時間10分でメディーナは、リズムを掴み始め、3タイム・ワールド・チャンピオンのファニングがバックアップ・スコアを見つけるのに苦労する間、 6.73で アドバンテージをとった。
そのままクオーターファイナル進出を決めたメディーナ。
ファニングとスレーターは、再びラウンド4で戦う事となった。
「タフなヒートになることは分かっていました。」と、メディーナが言った。「我々は、これまで一緒にヒートをしたことは、あまりなかったですね。波がよくなると思っていたんですが、かなりトリッキーでした。良い波を見つけるのが難しかったので、勝ち上がれてラッキーです。
あの二人とサーフィン出来て最高ですね。子供の頃から二人を見て育って来ましたから。彼らと試合で戦えるなんて夢のようですよ。昨年は、彼らと世界タイトルをかけて戦って信じられない気分でしたが、彼らのとサーフィンする事はいつも素晴しいと感じます。」
また、ラウンド4のオープニング・ヒートは、カイ・オットン(AUS)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)、エイドリアン・バカン(AUS)による、オール・オーストラリアン・クラッシュとなった。ヒート終了間際の大逆転でエイドリアン・バカン(AUS)がクオーターファイナル進出。
ヒート2では、ナット・ヤング(USA)、ウィゴリー・ダンタス(BRA)、ジープ・レイティング・リーダーのエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)が対戦。デ・スーザがビッグ・テール-ハイ・リバースで勝利を手に入れ、クォーターファイナルのポジションを手に入れた。
ヒート4では、ハワイアン・ルーキーのキアヌ・アシン(HAW)が、ミシェル・ボレーズ(PYF)とワイルドカードのアレホ・ムニーツ(BRA)と対戦。ムニーツが、セカンド・ライドで本日のハイエスト・スコア8.17をスコア。クオーターファイナル進出を決めた。
いよいよ明日はウエイティング期間の最終日。ファイナルデイが行われる予定だ。
現在の日本と南アフリカとの時差は、7時間。
ネクストコールは現地時間7時30分、日本時間の14時30分。
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1244/j-bay-open
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Jベイ・オープン・ラウンド4結果:
ヒート1:エイドリアン・バカン(AUS)13.70、カイ・オットン(AUS)13.5、ジュリアン・ウィルソン(AUS)7.77
ヒート2:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)13.00、ウィゴリー・ダンタス(BRA)12.57、ナット・ヤング8.77(USA)
ヒート3:ガブリエル・メディーナ(BRA)12.90、ケリー・スレーター(USA)12.27、ミック・ファニング(AUS)9.94
ヒート4:アレホ・ムニーツ(BRA)14.34、キアヌ・アシン(HAW)14.04、ミシェル・ボレーズ(PYF)11.27
Jベイ・オープン・ラウンド5マッチアップ:
ヒート1:カイ・オットン(AUS)対ナット・ヤング(USA)
ヒート2:ウィゴリー・ダンタス(BRA)対ジュリアン・ウィルソン(AUS)
ヒート3:ケリー・スレーター(USA)対ミシェル・ボレーズ(PYF)
ヒート4:キアヌ・アシン(HAW)対ミック・ファニング(AUS)