カノア五十嵐、コナー・オリアリーがベスト24進出。WSL-QS10000「バリート・プロ」 DAY03
現地時間2015 年7月1日(水):南アフリカのバリートで開催中のWSLメンズQS10000「バリート・プロ presented by Billabong」は大会3日目。3-4フィートのバザーズ・ビーチでラウンド2が完了。96名の選手は24人まで絞られた。
昨日、素晴しいパフォーマンスを見せたマイケル・ロドリゲス(BRA)が本日も再び魅せた。ロドリゲスは、カーヴィングとリップ・マニューバーを組み合わせ、ジャッジ基準にマッチしたハイ・パフォーマンス・サーフィンで、本日のハイエスト・シングル・ライド・スコア9.00 と、ハイエスト・ヒート・トータル17.40をマークした。
ロドリゲスは、6名のブラジリアン・ストームの一角として、トップ・シードでカレント・ワールドNo.8のイタロ・フェレイラ、アレホ・ムニーツ、ヘイター・アルベス、ジャドソン・アンドレ、カイオ・イベリとともにラウンド3を戦う。
また、元チャンピオンシップ・ツアー(CT)サーファーのミッチ・クルーズも、今回のイベントにおけるストロング・オーストラリアンチームにおける、今日のトップ・パフォーマーであった。クルーズはエクセレント・レンジのスコアをまとめ、ステュー・ケネディと共にラウンドアップを決めた。
「それは本当にタフなヒートでしたね。みんなリッピングしていましたから。彼らに勝ててラウンドアップできて嬉しいですよ。」と、クルーズが言った。「波を掴むことだと思っていました。潮が変わってスローなヒートになっていましたから。自分の前のヒートはロースコアの戦いでしたね。かなり重要な試合ですね。この場所は大好きで良いモノの考え方が出来ています。」
また、カノア五十嵐(USA)は、クリティカルなオフザトップでエクセレントの8.33をスコアして2位でラウンドアップ。コナー・オリアリー(AUS)はヒート終盤まで4位を強いられていたが最後に2本の7ポイントを揃えて大逆転。ジャドソン・アンドレ(BRA)を抑えて1位でラウンドアップした。
また日本の新井洋人は、マキシム・フスナット(FRA)、カイオ・イベリ(BRA)、フラビオ・ナカジマ(BRA)と対戦。ヒートは、マキシム・フスナット(FRA)がバックハンドのエアリバースで7.33 、カイオ・イベリ(BRA)もバックハンドのパワーハックで6.33をスコア。好調なスタートを切る。
新井洋人はセカンドウェイブで3.50をスコアするも前半はリズムか掴めない様子だ。フスナットはインサイドのエアリバースで8.00、イベリはパワフルなカーヴィングターンのコンビネーションで8.83 をスコア。二人の圧倒的なサーフィンが際立ち、下位の選手をコンビネーションに追い込む。
ヒート中盤、3位の新井洋人は、クイックなバックハンドサーフィンで5.33をスコア。コンボを外すもニード9.83。最後に6.07をスコアするも、ここで3位敗退となった。とはいえ 25位でフィニッシュ、貴重な1100pt、$U1,900を獲得した。
主催者は、コンテスト・ウインドウの残りの天候と波をチェックした結果、明日の木曜日はレイ・デーを決定。現地時間の明日金曜日の朝7.00amに再びコールする。
現在の日本と南アフリカとの時差は、7時間
現地時間の朝7時は、日本時間の14時。
オフィシャル・イベントサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1241/ballito-pro
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