南アフリカのWSL-QS10000「バリート・プロ」トライアルで稲葉玲王がファイナル進出する
現地時間2015年6月28日、日曜日、サウス・アフリカのバリート、ウィラード・ビーチで、現地2015年6月29日(月)から7月5日(日)までのウエイティング期間で開催される、WSLメンズQS10000「バリート・プロ presented by Billabong」のメインイベントへの出場権をかけたトライアル・ラウンドが、1-2フィートのトリッキーなコンディションで開催された。
また、同時開催のWSLウイメンズQS1000「バリート・ウイメンズプロ presented by Billabong」がファイナルまで行われ、イースト・ロンドン出身のニキータ・ロブが、ファーイ・ゾーモールダー(エリザベス・ポート)、ローカル・ジュニアのティール・ホッグ(Umhlanga)とベテランのヘザー・クラーク(シェプストン・ポート)をファイナルで下し優勝。2010年にはチャンピオンシップ・ツアー(CT)で戦っていたロブは、優勝賞金US$1000と1000ポイントを獲得した。
32名が出場したメンズQSのトライアル・ラウンドには、日本から稲葉玲王が出場。ラウンド1を1位通過し、ラウンド2、3を2位でラウンドアップ。3ラウンドを見事勝ち上がり、ファイナル進出を果たした。
ファイナルでは、ジェフリーズ・ベイのマシュー・マギリヴレイ、ブラジルのフラビオ・ナカジマ、ロブソン・サントスと対戦。稲葉は、波とのリズムが合わずスコアが伸ばせないまま惜しくも4位でフィニッシュ。
優勝したブラジルのロブソン・サントス(左)と2位のフラビオ・ナカジマ(右)がメインラウンド出場の切符を手に入れた。
本日からスタート予定のラウンド1には、現在世界ランク72位の 大原洋人がH19、87位の新井洋人がH9に出場。アメリカからのカノア五十嵐はH3、オーストラリアのコナー・オリアリーはH21にクレジットされている。世界を目指し戦い続ける彼らにエールを送り続けたい。がんば れ!日本!
アフリカ大陸で最大のビーチ・フェスティバルである「バリート・プロ presented by Billabong」は、サーフィン・イベントの他に、8日間連続で行われるビーチ&ミュージック・フェスティバルの複合型イベント。今回はウイメンズの QSイベントも同時開催で、コンテストの模様は、下記サイトでライブ中継される予定。
現在の日本と南アフリカとの時差は、7時間
現地時間の 2015年6月29日7時は、
日本時間の 2015年6月29日14時。
オフィシャル・イベントサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1241/ballito-pro