キーリー・アンドリュー(AUS)がWSLウイメンズQS6000「ポート・タラナキ・プロ」で優勝
タラナキ、ニュー・ジーランド(2015年3月29日日曜日)ワールド・サーフ・リーグWSLウイメンズQS6000「ポート・タラナキ・プロ」は大会最終日。オーストラリアのキーリー・アンドリューは、フィッツロイ・ビーチでキャリア最大の勝利を手に入れた。
オンショアのコンディションで行われたファイナルで、アンドリューはココ・ホー(HAW)と対戦。ソリッドな5.83でファイナルをスタートしたアンドリューは、更に6.67をスコア。最終的に12.50のファイナル・トータルスコアで勝利を掴んだ。
アンドリューは今回のQS6000イベント優勝で、QSランキング第4位のポジションにジャンプアップ。2016年のワールド・サーフ・リーグ・チャンピオンシップ・ツアーへクオリファイするための大きなチャンスを手に入れた。
「これは自分にとって本当に重要な結果です。今シーズンは良いスタートを切れていなかったのでですが、この優勝で間違いなく軌道修正が出来たと思います。」と、アンドリューが言った。
「昨年、僅差でクオリファイを逃したお陰で、凄くハングリーになれました。この結果が素晴しいことは分かっていますが、更に強力な結果が必要です。だから、たとえいま最高の気分であっても勝って兜の緒を締めろ、なのです。」
ココ・ホーは、このイベントで2013年に続き、2度目の第2位という結果となった。「タラナキが好きです。波はいつもファンで、優勝はしたかったですが、2度目の第2位は嬉しいです。キーリーは素晴らしいサーファーですね。来年のチャンピオンシップ・ツアーで彼女に会うことを楽しみにしています。」
アンドリューは今日のセミファイナルで、もう一人のチャンピオンシップ・ツアー(CT)サーファーであるセージ・エリクソン(USA/サンタバーバラ)と対戦、本日のトップ・スコアリング・ライド8.83を含む、16.56のヒートスコアをマークしファイナルへ勝ち上がった。
とはいえ、来週にベルズ・ビーチでCTイベントを控えているエリクソンにとっては、今回の結果は満足のいくものだった。
「キーリー(アンドリュー)は素晴らしいセミファイナルでしたね。リズムをつかんでいた。ところが、私は単に、今日の彼女にチャレンジするための、まともな波を見つけることができなかった。」と、エリクソンが言った。
「第3位のポジションは素晴らしい結果ですね。この良い調子で私はオーストラリアのベルズ・ビーチに入ります。もし世界に1つだけのイベントがあるならば、私はベルズで優勝したい。楽しみにしています 。」
フレンチ・カリビアンのセント・バーツ島からやって来たテサ・ティッセン(BML)は、過去最高の結果として今回3位となった。CTへクオリファイを目指す、キーリー・アンドリューのようなサーファーにとっての、次なるメジャー・ワールド・サーフ・リーグ・クオリファイ・シリーズ・イベントは、6月のメキシコで開催予定だ。
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オフィシャルサイトでは、QSイベントからライブ中継が行われる。
More info, results and imagery available here – www.surffest.co.nz