ノース・ビーチ・ジュニア・メンズJQS 1000でカイ・ヒング(AUS)が優勝
タラナキ、ニュー・ジーランド(2015年3月25日火曜日)カイ・ヒング(AUS)が、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ノース・ビーチ・ジュニア・メンズJQS1000(ジュニア・クオリファイング・シリーズ)で優勝。今年のニュージーランド・ホーム・ローン・サーフ・フェスティバルで勝利を手にしたファースト・チャンピオンとなった。
ヒングは、フィッツロイ・ビーチのオンショアでピーキーな2~3フィートのコンディションで行われた、マルチプルなリード・チェンジとなった一進一退のファイナルに於いて、タヒチのアリホエ・テファアファナを破り勝利を掴んだ。
ヒングは、ファイナルの残り10分で非常に優れたライドで9.03をスコア。それが勝利の決め手となった。ヒングのパワフルなトップトゥボトムのバックハンド・アタックは冴えていた。そして、今日の勝利でヒングは、オーストララシアのJQSランキングでトップとなった。
「WSLレベルのイベントでは、これが初優勝なので、本当に嬉しくて、ホッとしています。」と、ヒングが言った。「ここの波を楽しみました。このビーチ・ブレイクは僕がいつもサーフィンしているサンシャイン・コーストと似ていましたね。そして、僕は今日いくつかの9ポイントプラスを記録して、最高に良い気分でした。
この勝利は自分に自信を与えてくれます。そして、自分のゴールは、オーストララシアのジュニア・シリーズで優勝し、WSLジュニア・チャンピオンシップの資格を得ることなのです。いま僕がそのポジションにいます。でも、まだ多くのイベントがあるので、気を引き締めていきますよ。」
またラウンド2が行われたジュニアのウイメンズでは、元ワールド・ジュニア・チャンピオン・エラ・ウィリアムズ(NZ)は、タフなヒートを勝ち上がった。
「ここでの自分のプライオリティーはウイメンズのQS6000ですが、ジュニアでも良い結果を残したいと思っています」と、ウィリアムズが言った。自分の国でWSLイベントに参加出来る事は素晴しいです。また地元の人たちに素晴らしいプロフェッショナルなサーフィンがどのようなものかを見せたいです。今週は集中していきます。」
今回のプロジュニア・イベントには、日本から田代凪沙、須田那月が参戦。ラウンド1で二人は2位でラウンドアップ。ラウンド2ではヒート1に田代凪沙、ヒート4に須田那月が登場したが、惜しくも3位で敗退となった。
そして、今回のメインイベントである、ウイメンズQS6000イベントのポート・タラナキ・プロが明日開始となる。イベントには、カレント・ワールド・ナンバー3 のタティアナ・ウエストン-ウェッブをはじめ、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、ココ・ホー(HAW)、セージ・エリクソン(USA)、ウエストン-ウェッブ(HAW)、ローラ・エネバー(AUS)、ディミティ・ストイル(AUS)を含む6人のチャンピオンシップ・ツアー・サーファーが出場。
また、今回のイベントには、ラウンド2のH2に田代凪沙、ラウンド3のH3に庵原美穂、H5に須田那月、H6に武知美波、トップシードが登場するラウンド4には、H1に大村奈央、H3に野呂玲花、また、ハワイからはジュニア世界チャンピオンの前田マヒナがクレジット。
日本を離れ、世界の舞台で活躍する彼女たちに熱いエールを送りたい。頑張れ!日本!
ノース・ビーチ・ジュニア・メンズJQS 1000ファイナル
優勝:カイ・ヒング(AUS)16.70
第2位:アリホエ・テファアファナ(PYF)13.50
主催者はウィークエンドに向かい、素晴らしいコンディションでコンテストが行われる事を予想している。
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オフィシャルサイトでは、QSイベントからライブ中継が行われる予定。ジュニアはライブスコアのみ。
More info, results and imagery available here – www.surffest.co.nz