巨大な波が炸裂!歴史に刻まれた12/11(木)のポルトガル、ナザレでの驚愕セッション
トリプルクラウン真っ最中のハワイ・ノースショアだが、2014年12月11日木曜日にヨーロッパに記録的な巨大スウェルがヒット。スペインではASPビッグウェイブ・ワールド・ツアー(BWWT)「プンタ・ガレア・チャレンジ」が30~40フィートのコンディションで開催され、カリフォルニアのビッグウェイブ・アンバサダーであるニック・ラム(USA)が優勝した。
一方、その日はポルトガルのビッグウェイブ・スポットと知られるナザレにも、その巨大なスウェルがヒットし、世界中のビッグウェイブライダー達が集結していた。この場所は、2011年に世界のプレミア・ビッグ・ウェイブ・ロケーションのうちの1つと して認知され、ハワイアンのギャレット・マクナマラがギネス・ワールド・レコードを樹立した場所。そして、2013年1月28日に再び ギャレット・マクナマラ・チームによって、その自らの記録を破るビッグライドが行われた。
今回のナザレは、それまでの記録を上回る、想像を遥かに越えた巨大な波となり、エリック・リビエール、ベンジャミン・サンチス、アンドリュー・コットン、ギャレット・マクナマラ、ロス・クラーク・ジョーンズをはじめとする、名立たるビッグウェイブ・ライダー達が、その海上に出現した山脈へ挑戦した。その映像がこれだ。波に乗ることを楽しむ通常のサーフィンとは一線を画する「ビッグウェイブ・サーフィン」。サーファー・スピリットというよりは冒険家の探究心が成せる技なのか。