岡澤紫穂がQF進出。GoProワールド・ロングボード・チャンピオンシップ大会4日目。
万寧、海南/中国(月曜日、2014年12月8日)ASP-WLC「GoProワールド・ロングボード・チャンピオンシップ」は大会4日目。ウイメンズ・イベントはラウンド4と5が行われ、クオータファイナル進出者のベスト8が決定、メンズはラウンド3が行われ、ラウンド4を戦うベスト12が決定された。
2度のASPワールド・チャンピオンであるケリア・モニーツ(HAW)は、終了間際の逆転でラウンド4をトップ通過で、ラウンド5を戦わずにダイレクトにクオーターファイナル進出を決めた。モニーツは、ビクトリア・バーガラ(FRA)とケートリン・マグワイア(USA)とのヒート前半に苦戦し、残り時間僅か1分で7.25をスコアし、ファースト・ポジションを手に入れた。
「あの波でグッドスコアを手に入れることが出来ると分かっていました。でもケートリン(マグワイア)が最後の波でポジションを逆転するかもしれないと思っていました。」と、モニーツが言った。
「私はいつもイベントの中盤にショッキングなヒートがあるんです。あのヒートでは中盤まで何もできなかった。ワイプアウトもするし、どんな波を掴むべきか分からなかった。今日はあまり良いと感じていなかったから、早くヒートを終えて、休んでクオーターファイナルの準備が出来て良かったです。」
リンジー・スタンライド(USA)は、ここまでのイベントで最もタイトなヒートを勝った。それは敗者なしの3人ヒートであるラウンド4で、 すべてのサーファーが素晴らしいスコアをマークし、僅か1ポイント差で勝敗が決まった。2011年のASPワールド・ロングボード・チャンピオンであるスタンライドは、ダイレクトにクオーターファイナルに進んだ。
「私は今日、イベントが始まる前にフリーサーフィンを楽しんでいました。そのヒートは、朝のセッションのようにパドルアウトし、楽しんでサーフィンしようとしていたんです。」と、スタンライドが言った。「ここに来てラウンドをスキップ出来ることは救われますね。」
そしてメンズでは、2009年のASPワールド・ロングボード・チャンピオンであるハーレー・イングルビー(AUS)が、ラウンド1の敗北を跳ね返し、同じオーストラリアのニック・ジョーンズに対しソリッドな勝利を収めた。一方、オーストラリアのクリントン・ゲストは、トップが常に入れ替わるシーソーゲームで大番狂わせを引き起こし、ASPワールド・ロングボード・チャンピオンのピッコロ・クレメンテ(PER)を下した。
また、二度のASPワールド・ロングボード・チャンピオンであるテイラー・ジェンセン(USA)は、長いハング10とレールカーヴィングで、2本のエクセレントをマーク。フランスのレミ・アラウソを下して、ラウンドアップ。
岡澤紫穂がクオーターファイナル進出
日本の畑雄二は、ラウンド3でフランスのティモティー・クレニューと対戦。ティモティーはエクセレントの8.50と9.00をスコアしてヒートスコア17.50。畑雄二は7.50 にバックアップ4.50を揃えるも大差を付けられて、ここで敗退となった。
昨日は、今回の日本女子チーム最年少で唯一のグーフィーフッターである岡澤紫穂が、クラシック・スタイルを貫き見事ラウンド4進出を決めた。そして、本日行われたラウンド4では、チェルシー・ウィリアムズ(AUS)とハワイのクリスタル・ジガースとの3人ヒートで対戦。世界のトップ選手の胸を借りてのヒートは3位でラウンド5へ。
ラウンド5では、アメリカのカリーナ・ロザンコ(USA)と対戦。ヒート前半から6.50、更にバックアップも 6.40を揃え、ヒートスコアを12.90とした岡澤がヒートをリード。カリーナの後半の追い上げを振り切って、見事クオーターファイナル進出を果たした。
明日ファイナルデイとなれば、岡澤紫穂は、クオーターファイナルのヒート4で、2011年のASPワールド・ロングボード・チャンピオンであるリンジー・スタンライド(USA)と戦う。GO!SHIHO!
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オフィシャルサイト:
http://www.aspworldtour.com/events/2014/mlt/1028/gopro-world-longboard-championship-china