田中大貴、和井田理央がベスト8進出。大橋海人はR4で敗退。QS1000「ウェスト・スンバワ・プロ」2日

大橋海人 © WSL / Tim Hain

セコンカン・ベイ、ウェスト・スンバワ、インドネシア(2018年9月10日月曜日)インドネシアのスンバワ島西部のヨーヨーズのハイパフォーマンス・ライトハンダーで男女QS1000「West Sumbawa Pro」が開幕。

コンテスト会場のヨーヨーズ  © WSL / Tim Hain
コンテスト会場のヨーヨーズ  © WSL / Tim Hain

 

今回のイベントにはWSLアジアのインドネシア・レッグに参戦中の大橋海人、松岡慧斗、石川拳大に加え、今回は田中大貴が参戦。

 

大会2日目は男子はラウンド4までが終了し、ベスト8が決定。女子はクオーターファイナルまで終了してベスト4が決定した。

 

 

今回のイベントには、2017WSLアジア・リージョナルQSチャンピオンで、インドネシア代表として五輪出場を目指す、和井田理央も参戦。和井田はインドネシア人の父と日本人の母を持つハーフで、現在はバリ島在住。日本のJPSAなどにも参戦する。

 

和井田理央  © WSL / Tim Hain
和井田理央  © WSL / Tim Hain

 

そんな和井田は、ソリッドなセット・ウェイブのポケットで2つの圧倒的なパワフル・ターンを爆発させ、今回のイベントのハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.00をスコアした。

 

和井田は現在QSランク123位で、ここウェスト・スンバワで、QS10,000に出場できるトップ100に入るため、良い結果を残したいと思っている。

 

「ハイタイドで風も入ったハードなコンディションでした。でもビッグスコアを出せてハッピーです。」と、和井田は言った。「本当に風が強くて、スコアも聞こえませんでした。でもラウンドアップ出来て良かったです。フリーサーフィンしているような感じでしたね。ヨーロッパではあまり良い結果が出せなかったので、ホームのインドネシアに戻ってきて、ヒートを勝ち上がれて嬉しいです。」

 

大橋海人 © WSL / Tim Hain
大橋海人 © WSL / Tim Hain

 

ラウンド3では、大橋海人がバックハンドでチャージを見せ、7.756.00でバックアップ。見事1位でラウンドアップ。田中大貴も2位で。松岡慧斗、石川拳大はここで敗退となった。

 

daikitanaka

 

ラウンド4では風が強まりトリッキーなコンディションとなるなか、田中大貴は、ヒート前半からビッグセットを掴み、スコアを重ね、前回のシメルー・プロで優勝して勢いのあるリアム・オブライエンに次いで2位でラウンドアップ。

 

kaitoohashi

 

大橋は後半までリズムをつかめず4位を強いられたが、終盤に5.35、4.65を続けてスコア。3位に浮上しニード4.86まで追い上げるもタイムアップ。最終的に4位で敗退で25位でフィニッシュとなった。

 

ヒーローインタビューを受ける大橋海人
ヒーローインタビューを受ける大橋海人

 

 

また今回の女子QSにオーストラリへサーフィン留学中の西村いちごが参戦。ラウンド1で終了間際に逆転されて敗退となった。

 

現在、アジアツアーに精力的に参加している大橋海人は、WSLメンズQS アジアランキングで、ニアスプロで優勝したバリのケトゥ・アディティア (IDN)に次いで、第2位にランキング。

 

世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2743/west-sumbawa-pro