岡澤紫穂がベスト12に進出。GoProワールド・ロングボード・チャンピオンシップ大会3日目。
万寧、海南/中国(日曜日、2014年12月7日)ASPロングボード・ワールド・チャンピオンを決定する「GoProワールド・ロングボード・チャンピオンシップ China hosted by Wanning 」は大会3日目。素晴らしい3フィートのコンディションで、ウイメンズのラウンド2と3を完了してベスト12が決定。メンズ・コンペティションはレイデーとなった。
2度のASPウイメンズ・ワールド・ロングボード・チャンピオンであるケリア・モニーツ(HAW)は、早い切り立ったウェイブ・セクションでクリティカルなハング10をメイク。しかし、ワイプアウトの目立ったモニーツは、最後までヤング・オーストラリアンのエリン・ダークにプッシュされた。
「あのヒートの後は良い気分でしたよ。」と、モニーツが言った。「足が少し不安定でしたけど、今こそ、あのようなヒートを持つ時でした。そして勝ち上がり、数日後のより大きくて素晴らしい波に期待しています。それは本当に楽しいフィニッシュになるでしょうね。」
No.2シード選手であるチェルシー・ウィリアムズ(AUS)は、日月湾で素晴らしいレコードを続け、9.50と8.50というエクセレントなベスト2ウェイブで18.00のヒート・トータルを記録した。ウィリアムズのサーフィンは、この波にパーフェクトにフィットしているようで、その証に、彼女はこの場所で2011年に優勝、2012年と2013年は2年連続で2位となっている。
「私は、この波が好きです」と、ウィリアムズが言った。「それは、自分の持っているテクニックを全て表現することが出来るロング・ピーリング・レフト・ポイント・ブレイクなんです。私は、自分がここの波をよく知っていると思うけれど、対戦相手も良く知っていると思いますね。ビッグスコアを得ることはいつも素晴しいですが、すべてのヒートにおいて、それを続けるのはハードですね」
ブラジルのクロエ・カルモン(BRA)は、本日のもう一人の素晴らしいパフォーマーであった。そして、イベントに備え、早く会場入りすることが成果をあげるということを証明した。彼女は長いノーズライドと、美しくトラディショナルなドロップ・ニー・カットバックを披露して、ラウンド4へ勝ち上がった。
「波が今日本当に素晴らしかったのでエキサイトしましたね。新しいジャッジ基準が、とても快適に感じています。それが自分のサーフィンにとって好都合だと感じています。クラシック・スタイルによるサーフィンは、私がロングボーディングで最も好きな部分なんです。」
岡澤紫穂がラウンド4進出。ベスト12決定。
ラウンド2へ追い込まれていた日本チーム。昨日行われたメンズのラウンド2では、畑雄二がラウンド3へ進出。尾頭信弘は残念ながら、ここで敗退となった。
また本日のウイメンズでは、昨日のラウンド2でエクセレントの8.85をマークした吉川広夏をはじめ、岡澤紫穂、鈴木由貴、小熊明美の全員がラウンド2を勝ち上がった。しかしラウンド3では、鈴木由貴がチェルシー・ウィリアムズ(AUS)に、小熊明美がハワイのクリスタル・ジガースに、吉川広夏がアリス・レモイグネに惜しくも敗退。ラウンド3で敗退となった。
そんななかで、今回の日本女子チームのなかで唯一のグーフィーフッターで、クラシック・スタイルを貫く岡澤紫穂が、ラウンド3のヒートでカリーナ・アーブラス(BRA)と対戦。6.00にバックアップ5.35を揃え、ヒートスコア11.35をマークして見事ラウンド4進出を決めた。
ASP WLC日本代表選手の最年少である岡澤紫穂は、昨シーズンのWLCラウンド3進出という自己記録を更新して、ラウンド4では、チェルシー・ウィリアムズ(AUS)とハワイのクリスタル・ジガースとの3人ヒートを戦う。
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