ASPメンズQS「Taiwan Open of Surfing」でジョーダン・ロウラー(AUS)、LQSでジェンセンとウィリアムズが優勝。松下、吉川は3位。
2014年11月15日土曜日:ASPメンズ1スターQS「Taiwan Open of Surfing」は、オフショアのパーフェクトな4-6フィートのコンディションでファイナルデイを迎え、ASPメンズのクオリファイ・シリーズ(QS)で、ジョーダン・ロウラー(AUS)、メンズのロングボード・クオ リファイ・シリーズ(LQS)では、テイラー・ジェンセン(USA)、ウイメンズのロングボード・クオリファイ・シリーズ(LQS)でチェルシー・ウィリアムズ(AUS)のそれぞれが優勝した。
ファイナルデイは、メンズQSセミファイナルからスタート。日本の松下諒大とジョーダン・ロウラー(AUS)、テイラー・ジェンセン(USA)とジャクソン・ケアリー(AUS)が、ビッグでパワフルなカーヴィング・ターンとバーティカル・スナップで激しいバトルを繰り広げ、テイラー・ジェンセン(USA)とジョーダン・ロウラー(AUS)がファイナルへ勝ち進んだ。
ファイナルまでに3回すでにサーフィンをしていたジェンセンは、6.00と3.25をスコアして、ヒートスコアは9.25。それに対して、ロウラーは、ロング・レフトハンダーを掴んでフォアハンドのバーティカル・スナップで9.25をスコア。さらにパワフルなバックハンド・サーフィンでバックアップを8.00とし、ASP QS初優勝を決めた。
「最高の気分ですね!」と、ロウラーが言った。「波は本当に最高で、地元の人たちもみんな見に来て、本当に素晴しい場所です。本当に良い波を待とうとは思っていませんでした。いくつかのスコアを出して波の感触をつかもうと思いました。
小さいレフトを掴んだら、それが思った以上に良い波でラッキーでしたね。優勝したなんて、本当に久し振りでクレイジーです。来年はQSイベントに出場するかなって思っています。本当にワクワクします。これはパーフェクトなスタートです。」
Taylor Jensen (USA) – 10 Point Ride – 2014 Taiwan Open of Surfing
完璧なコンディションで行われたメンズLQSセミファイナルでは、テイラー・ジェンセンが、申し分のないウェイブ・セレクションで、ロング・ノーズ-ライド、ビッグスナップとカーヴィング・ターンのコンビネーションで、パーフェクト10をスコア。
ファイナルは、パワフルでプログレッシブ・スタイルをもつジャスティン・レッドマン(AUS)と対戦。トラディショナル・ロングボード・スタイルを貫くジェンセンのスタイリッシュなサーフィンは、レッドマンを寄せ付けず、9.65にバックアップ7.00を揃え、ヒートスコア16.65で勝利を掴んだ。
またウイメンズLQSでは、チェルシー・ウィリアムズ(AUS)が圧倒的なスキルを披露して優勝した。
今回のLQSには、日本の吉川広夏がセミファイナルまで進出。元世界チャンピオンのチェルシー・ウィリアムズ(AUS)と対戦した。今回は、親しい南台湾の「トウメイ」宅経由で台東入りした吉川。4.75 と5.90をスコアして、ヒートトタール10.65をマーク。
惜しくも敗退となったが、「応援してくださった方々 ありがとうございました! 負けたけれど最後のヒートが 一番自分らしいライディングができました。 また次に向けて頑張ります!」と、12月5日から中国海南島で始まる「GoProワールド・ロングボード・チャンピオンシップ」に気持ちを切り替え、新たな気持ちで世界大会に挑む。
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2014 Taiwan Open of Surfingについての詳細はオフィシャルサイトをご覧下さい:
http://www.aspworldtour.com/events/2014/mqs/1026/taiwan-open-of-surfing
http://taiwanopenofsurfing.com/