台湾でASPジャパン最終戦「Taiwan Open of Surfing」明日開幕。8人のサムライ参戦。
台東、台湾(2014年11月10日)昨シーズン、史上初となる台湾でのASPイベントとして大成功を収めた「Taiwan Open of Surfing」が今年も開催される。今回は、2014年11月12日-16日のウエイティング期間で、ASPメンズQS1スターが、アジアン・サーフィン・チャンピオンシップ(ASC)とのダブルサンクションで開催。それに加えて、メンズとウイメンズのロングボード・クオリファイ・シリーズ(LQS)が同時開催。台湾初となるASPマルチクラスの3ディビジョンイベントに大きくグレードアップされての開催となる。
ASPメンズQS1スター『Taiwan Open Of Surfing』のディフェンディング・チャンピオンである椎葉順は、今回トップシードとしてイベント入りし、タイトル防衛を目指す。
「今年もTaiwan Open Of Surfingをとても楽しみにしています!」と椎葉が言った。「昨年は、自分が優勝できて本当に驚きました。それは、昨年の自分のベスト・トーナメントで、今年も好成績を目指してベストを尽くします。台湾は波、食事を含めて素晴しい場所で、台湾の友人たちとの再会もとても楽しみです。」
リージョナル・チャンピオンとなり、来季のQSシード権を獲得するのは松下か仲村か。
今回のイベントは、ASPジャパンのシーズン最終戦という位置付け。今年のASPジャパンは、湘南オープンと日向プロ、そして台湾オープンと全3戦を開催。今回のイベントが終了した時点でリージョナル・チャンピオンを決定し、来シーズンから始まるASP改めWSLワールド・サーフ・リーグの全てのQSイベントへのシード権を獲得する選手を選出する。
※以下の文面がASPジャパンのサイトに追記されました。リージョナルチャンピオンのシードは現段階で未確定とのことです。ご注意ください。2014/11/19
2015年以降の各リージョナル・チャンピオン達は全員が無条件で2016年の QS全てのイベントにワイルドカードが得する。それはQSでは、最大の10,000ポイント・イベント毎試合に取得が可能となり、又WCTトライヤルへの優先エントリー制度も適応される。
2014年のリージョナル・チャンピオンは、2015年シリーズのイベントにはシード権を準備することがまだ出来ません。しかしながら、来年以降は確実 に、各リージョナルのチャンピオンは、2016年期のシード権を得るために、確実にこの変更した内容とともに、各リージョナルのチャンピオンが利益を得るような支援がされるように、2015年のリージョナル・シリーズを新たに構築することが私たちの最大の望みです。
日本から多くのサーファーが出場。ラウンドオブ48には、ヒート1からランキング2位の仲村拓久未、ヒート4に和光大、ヒート5に小笠原由織、ヒート8野呂海利、ラウンドオブ32には、ヒート1に国内ランキングトップの松下諒大、ヒート5にJPSAグラチャンの辻裕次郎、ヒート7にイベントチャンピオン椎葉順、ヒート8に渡辺寛が登場する。
また今回、WLCで活躍するチェルシー・ウイリアムズが出場する女子のLQSには日本からJPSAグランドチャンピオンの吉川広夏も参戦。
注目のリージョナル・チャンピオン争いは、カレントリーダーの松下諒大と2位の仲村拓久未の2名に絞られており、松下諒大は888ポイント、仲村拓久未は816ポイントと、二人の差は72ポイントと僅差の戦い。ふたりのチャンピオン争いのシナリオは以下のようになっている。メンツ的にもふたりが早いラウンドで敗退することは考えにくく、恐らくマンオンマンのクオーターファイナル辺りからが戦いとなるだろう。
松下諒大がファイナルに勝ち上がればチャンピオン決定。仲村が優勝しても松下を追い越せない。
松下諒大がセミで破れ3位なら、仲村拓久未は優勝することで松下を逆転出来る。
松下諒大がクオーターで破れ5位なら、仲村がファイナル進出した時点でチャンピオン決定となる。
明日の11月13日(木)現地時間の 2014年11月13日7時30分より、試合がスタート。ライブ中継も行われる予定だ。
2014 Taiwan Open of Surfingについての詳細はオフィシャルサイトをご覧下さい:
http://taiwanopenofsurfing.com/