今回延期となったJPSA 「SUPER HEAT 」に集結したトッププロによるマリブ・セッション
台風17号の接近に伴い、9/29(月)に開催が決定し、早朝からウエイティングに入っていた「JPSAスーパーヒート マリブプロ千葉」は、午前10:00までコンディションを見守り協議した結果、大会を開催するには不十分と判断し、本日の大会開催を延期とした。尚、今大会は10月末までウェイティング期間を設けており、今後、発生した台風の進路により再び審議をした後、JPSAよりコールされる。再びビッグウェイブが到来し、大会が開催されることに期待しよう。
このイベントは,ウェイティング期間中に最適な波が立った時に開催されるウェイティング方式。日本最高峰のレベルで行われるプロフェッショナルなサーフィン・コンペティションだ。
大会実施にあたり万全な安全対策のもと地域行政並びに地元関係者の協力のもと開催され、JPSA特別ルール方式で行う今大会は,ショートボード男子昨年度ランキングTOP8と前回ス-パーヒートTOP8、及び地元枠8名とスポンサーシード6名が対象。上位の選手が不出場の場合は繰り上げエントリーとなる。
コンテストは、2回戦方式にてヒートを行い、各回戦のベスト2ウェイブ、トータルベスト4ウェイブのスコアにより順位を決定。賞金総額 ¥1.000.000 (優勝¥500.000 2位¥300.000 3位¥200.000)なみある?賞 ¥1.500.000(前年度繰り越し及び本年度スーパーヒート)が贈られる。
過去に日本プロサーフィン連盟が主催したビッグウェーブコンテストは,2005年9月に神奈川県逗子市と、2010年10月に宮崎県日南で開催。 どちらもウェイティング期間で波を待ち続け、クラシカルポイントで開催されたコンテストは、日本のサーフィン界にとって歴史的な1日となった。
取材、撮影:山本貞彦
会場に選手は7時集合。
マリブの波のサイズは頭から頭半。
風の影響はなし。
潮の引きを見て、ウネリの状況を見極めるためにまずはウェィティング。
30分刻みでのネクストコールとなった。
しかし、波のクォリティは良いもののサイズは上がらず。
隣の松部は炸裂している。
そんな状況の中、選手はフリーサーフでスプレーを飛ばしまくっていた。
10時の最終コール。
運営側の協議の結果、残念ながら延期が決定された。
スーパーヒートの全ヒートを消化するのに、6時間かかる。
このコンディションでは規定のサイズをキープできないとの判断したからだ。
台風の進路が変わり、ウネリの向きも変わったのが、波の上がらなかった原因。自然相手だからこれは仕方がない。
このスーパーヒートは9/1〜10/31までの期間を設けている。
なので、次のウネリに期待だ!