VISSLA ISAワールド・ジュニア大会2日目。U18の仲村、大原、U16中塩がラウンド3進出。

VISSLA ISAワールド・ジュニア大会2日目。U18の仲村、大原、U16中塩がラウンド3進出。 


エクセレントをマークした仲村_ISA_Rommel_Gonzales
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現地時間、2 014年4月7日:VISSLA ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)」は大会2日目。本日は、ボーイズ・アンダー18とアンダー16のクオリファイ2、ガールズ・アンダー18とアンダー16のクオリファイ1が行われた。

 

ボーイズ・アンダー18では、8.33のエクセレントをマークしたアメリカ代表のカノア五十嵐などの注目選手が順当に勝ち上がる一方で、昨年のU-18ボーイズで優勝したジョシュ・モニーツ(HAW)や、U-16ボーイズで2位となったレオナルド・フィオラバンティ(ITA)、4位だったルーク・ハインド(AUS)がリパジャージを強いられる番狂わせが発生した。

 

またアンダー16では、昨年3位で今回優勝候補の一人であるジェイク・マーシャル(USA)もラウンドアップ。ガールズのアンダー18では、昨年の優勝者であるタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)や、昨年アンダー16で4位だったフランキー・ハラー(USA)が順当に勝ち上がり、タティアナは14.66という本日のベストスコアをマークした。

 

U-16ガールズでは昨年の優勝者であるマヒナ・マエダ(HAW)がバックアップを見つけられないなかでも2位でラウンドアップ。昨年3位だったダックス・マクギル(HAW)もラウンドアップを果たしている。

 

大原洋人_ISA_Rommel_Gonzales

 

日本の大将である大原洋人は、クオリファイのラウンド2ヒート2に登場。メイン会場となる岬の先端からブレイクするレフトで、バックハンドの勝負。バックウォッシュも入る癖のあるブレイク。潮の時間帯によってはかなりブレイクが緩慢で、インサイドまで繋ぐのが難しい波だ。

じっくりと波を選んだ大原は、インサイドまで繋がったセットの波をセレクト。緩慢なセクションもカーヴィングのコンビネーションで繋ぎ、インサイド・セクションでシャープなリエントリーも披露。思うようにスコアが伸びない中でも4.33、3.83をスコアして、ハワイのイマイ・デヴォルトに次いで2位でラウンドアップを決めた。

 

仲村拓久未_ISA_Rommel_Gonzales

 

今回の日本チームのキャプテンを務める仲村拓久未は、昨年のU-18ボーイズで優勝したジョシュ・モニーツ(HAW)、ノエ・マー・マクゴナグル、ルアン・ウッドといった強豪とヒート11で対決。スタートから4.83をスコアする仲村は、ヒート中盤にセットを掴み、バックハンドの素晴しいビッグマニューバーでエクセレントの8.00をスコア。一気に他を引き離す。

 

終始トップをキープした仲村だったが、終了間際にパドリング・インターフェアをとられ、セカンドスコアを半分にカット。それでも2位でラウンド3へ勝ち進んだ。

 

 

アンダー16の中塩優貴はラウンドアップ_tweddle

 

アンダー16ボーイズのクオリファイ・ラウンド2には、ヒート2に安室丈、ヒート12に野呂海利中塩優貴。安室は右のインサイド・ライト狙いが裏目に出て、後半レフトを狙うも、4位でリパチャージラウンドへ。同じヒートとなった中塩と野呂は、中塩が、開始からインサイドでスコアを重ね、2位でラウンドアップ。野呂は、アウトでの作戦が裏目に出て4位敗退しリパチャージラウンドを強いられた。

 

また、第2会場では、ガールズのアンダー18、16のラウンド1がスタート。ンダー16の川合美乃里、大矢ひいな、アンダー18の黒川日菜子、田代凪沙の4名は見事に1位でラウンドアップを果たした。

 

明日は、メイン会場では、ガールズのアンダー18、16のクオリファイ・ラウンド2、そしてボーイズのU16、U18のクオリファイ3が行われる。ガールズのアンダー18のクオリファイ・ラウンド2のヒート5に田代凪沙、ヒート6に黒川日菜子。アンダー16のクオリファイ・ラウンド2のヒート5に大矢ひいな、ヒート6に川合美乃里。

ボーイズ・アンダー18クオリファイ3のヒート1には大原洋人、ヒート11には仲村拓久未、アンダー16クオリファイ3のヒート5には中塩優貴が登場する。

第2会場ではガールズのリパチャージ・ラウンドに続き、ボーイズU16 リパチャージ1、U18 リパチャージ1が行われる。ボーイズ・アンダー18リパチャージのヒート1には河谷佐助、ヒート11には西修司、ボーイズ・アンダー16リパチャージのヒート2には西優司。

 

がんばれ!日本!

 

大会3日目は現地時間8時、日本とエクアドルの時差は-14時間のため、日本時間22時からヒートが開始予定。

 

 

勝ち上がった仲村を笑顔で迎え入れるチームジャパン

 

 

今回のメンバーは、ISA経験が豊富な選手も多く、U-16ボーイズでは、野呂海利、西優司。U-18ボーイズでは、西修司、仲村拓久未。U-18ガールズでは、昨年U-16から出場した田代凪沙、黒川日菜子が連続出場で活躍に期待が掛かる。また今回は昨年のASPのWJCで日本人として初めて3位入賞を果たした大原洋人がASP枠で出場予定。今年も最高の布陣で挑むサムライジャパンの活躍に期待したい。がんばれ!日本!

 

 

 

 

ISA World Junior Surfing Championship
開催国 エクアドル サリナスビーチ
開催日 2014年4月5日~13日(現地時間)

オフィシャルサイト:http://www.isasurf.org/

 

 

<日本代表選手>
U-16ボーイズ:安室丈、野呂海利、西優司、中塩裕貴

U-18ボーイズ:河谷佐助、西修司、仲村拓久未、大原洋人

U-16ガールズ:川合美乃里、大矢ひいな

U-18ガールズ:田代凪沙、黒川日菜子

 

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オフィシャルサイト:http://isawjsc.com/

チームジャパンの現地ブログ http://blog.livedoor.jp/nsaorg/