新たなサーフィンへの扉を開く。プロサーファー小野嘉夫のドキュメント映像「Simple Line」 


YouTube Preview Image

 

 

2002年に小野嘉夫のシグネチャーDVD「440」でデビューを飾った日本を代表するサーフィンムービー・クリエイターであるPARUOが、再び、日本のトッププロサーファー小野嘉夫の現在の心情を取材してシナリオに起こし、18分の短編ムービーを完成させた。それが 「Simple Line」だ。

小野嘉夫の独白で展開され、映画館で上映することを念頭に置き、作品として鑑賞できるように制作された「Simple Line」。彼は、これまで「EXIT」シリーズなど次々と発表。田嶋鉄兵のグランドチャンピオン獲得までに密着したドキュメント作品「The #1 / Champ Teppei」も手掛けた人物。数年前には、「A DAY IN THE LIFE」という茨城のローカルポイントでのサーファー達の一日をシネポエムで表現した作品を発表。どの作品をとっても、非常に完成度の高い作品ばかりをリリースしている。

 

最新作の「Simple Line」は。


幼少からサーフィンを始めNSAの大会で数々のタイトルを獲得。エリートコースに乗り­プロサーファーへ転向。コンペティションサーフィンに身を投じて 25年が経とうとして­いたプロサーファーの小野嘉夫。 採点競技であるコンペティションサーフィンの世界に使っていた彼は普段から波を見るたびに、その波で何­点が出るのかと考えてしまうようになっていた。

 

週末、楽しく波に乗っているサーファー達。そんなサーファー達の姿を見て、コンペティショ­ンサーフィンしか知らないことに気が付く嘉夫。 嘉夫の中で「シンプルにラインを描きたい」という感情が芽生え始めていた。 ある日、嘉夫が経営するサーフショップの片隅に置かれているサーフボードを手にする。­それはシェイパーでもある父親が嘉夫の生まれる前に削ったシングル フィンのサーフボー­ドだった。 クラシックなサーフボードを手にした嘉夫。 それはコンペティションサーフィンとは違う、新たなサーフィンへの扉を開こうとしてい­る瞬間だった。

 

タイトル Simple Line
出演/小野嘉夫 小野功
監督・脚本・撮影・編集 / PARUO

上映時間約18分

 

 

この「Simple Line」は、11月16日(土)〜22日(金)イオンシネマ茅ヶ崎にて開催される「横乗日本映画祭」での上映用に作られた作品。「Simple Line」は映画祭5日目の11月20日(水)21:00から、宮﨑の波や人そこで暮らす人々の生活スタイルを、カナダ人兄弟マットとトミーの目線で切り取ったサーフィンライフムービー「Good Morning Miyazaki」との2本立てで上映予定。横乗日本映画祭HP→http://yoko-nori.jp/