プエルトリコで開催されたIBAワールドツアー最終戦で畠山美南海が優勝。鈴木彩加が2位。
プエルトリコで開催中のIBAワールド・ツアー『エンカント・プロ』が3~4フィートのクリーンなコンディションで日本時間の昨晩終了。ウイメンズクラスで日本の畠山美南海が優勝。プエルトリコの空に日の丸の旗を掲げた。世界を目指す日本人ボディボーダーが参加した今大会のファイナルデイには、ウイメンズのラウンド6に大原沙莉、鈴木彩加、佐藤晃子、荒木桃子、畠山美南海といった5名の日本選手が進出。またメンズでは榎戸崇人がクオーターファイナル進出した。
世界の強豪との対戦で惜しくも敗退する日本人選手。そんな中で、鈴木彩加がセミファイナルでブラジルのベテラン選手であるネイマーラ・カーバリオを。畠山美南海が第2戦の優勝者であるオーストラリアのエマ・コブを下して、オール・ジャパニーズのファイナルが実現した。ファイナルでは波数も少ない中、じっくりと良い波を待った畠山美南海がエクセレントの8.50、バックアップも6.75を揃え、ヒートスコア15.25をマークして優勝した。
今シーズンの国内戦であるJPBAでは、悲願のグランドチャンピオンを獲得し、世界に活躍の場を広げている畠山は、昨年9月にポルトガルで行われたIBAウイメンズのグランドスラ ム・イベントで初優勝を飾り、最終ワールド・ツアー・ランキング5位でフィニッシュ。今シーズンは初戦のパイプラインで準優勝、ポルトガルで開催されていた第3戦「シントラ・ポルトガル・プロ」では3位、そして今回の最終戦で見事優勝して素晴しいシーズンを締めくくった。
「IBA ENCANTO PRO 優勝することができました!!! 本当に本当に嬉しいです! 今年最後の試合、全力で自分らしく戦えたと思います ( ˆoˆ )/ しかもあやかちゃんとで1,2!!! 本当に日本人二人でFINALにいけたこと、たくさんみんなが応援してくれたこと、このプエルトリコで試合ができたこと、本当に本当に感謝です! ありがとうございました! 」と自身のフェイスブックでコメントした。
今シーズンのIBAウイメンズ・ワールドツアーは、6戦中3試合で優勝したブラジルのイザベラ・ソウザが2年連続となる3度目のワールドチャンピオンを獲得。畠山美南海は、今シーズン出場した3試合全て表彰台に上がった。日本のボディボードシーンを牽引して来た小池葵のコーチングで、コンペティターとして育てられ、世界で優勝できる選手にまで成長した畠山。次なる目標は間違いなくワールドタイトル。日本からボディボードのワールドチャンピオンが生まれる日も、もうそんなに遠い話ではない。世界を目指しチャージを続ける彼女達の活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!
オフィシャル・イベント・ウェブサイト:http://www.encantopropr.com/
IBAワールドツアー・サイト:http://ibaworldtour.com/