国内最大プロアマMIXサーフイベント「ICHINOMIYA OPEN 」で中村昭太、2連覇。
2013年7月7日(日)田中英義、 蛸優樹、 中村昭太による「チーム”H.Y.S”」がプロデュースする国内最大規模を誇るサーフイベント“BILLABONG SURFING GAMES”の第2戦となる「ICHINOMIYA OPEN produced by H.Y.S」が千葉県一宮町で終了。総勢325名のエントリーを集める国内最大のプロアマMIXのサーフイベントは、真夏を感じさせる灼熱の一宮でクライマックスを迎えた。
11クラスに分かれて行われるイベントのハイライトとなる注目の男子のプロアマクラスでは、 中村昭太、稲葉玲王、新井洋人という3名のトッププロに、徳島のトップアマである西修司がファイナルに勝ち上がった。ツアー戦ではないコンテストだが、各選手とも激しいバトルを繰り広げ、ビーチを埋め尽くしたギャラリーを沸き上がらせるハイパフォーマンスの連続となった。ファイナルは一宮をホームとする稲葉玲王が、スタートから激しくチャージ。気迫を感じさせる演技に高得点が与えられる。しかし、それを黙って見ているはずも無い、昨年の優勝者である中村昭太は、インサイド寄りのオープンフェイスの波でバックハンドのフルローテションをメイク。更に終盤には、フォアハンドのエアーリバースを決め、ヒートスコア19.50で2年連続優勝を決めた。
レベル、 年齢関係なく、トッププロ達と同じフィールドで戦い、互いのレベルアップを目指すことをコンセプトとする“BILLABONG SURFING GAMES”。国内最大プロアマMIXサーフイベント「ICHINOMIYA OPEN 」は素晴しいエンディングとなった。
詳しい大会結果などは下記のオフィシャルサイトをご覧下さい。
オフィシャルサイト:http://www.billabong.com/surfinggames/2013/
ICHINOMIYA OPEN produced by H.Y.S
主催:H.Y.S. − Hideyoshi.Yuki and Shota –
協力:一宮海の家組合
特別協賛:ムラサキスポーツ株式会社・株式会社マリン企画・ジーエスエムジャパン株式会社
多くのギャラリーが素晴しいパフォーマンスに釘付けとなった。
ウミネコも熱いバトルを応援
バックハンドサーフィンが冴えていた川畑友吾だったがプロアマのセミファイナルで敗退
オーストラリアからコナー・オリアリーも出場し、小波でのハイパフォーマンスを披露。
勝利への気迫が感じられた稲葉玲王のエア。中村昭太に敗れ、2位となる。
プロアマの西修司は2クラスでファイナルに残り、スペシャルクラスでは優勝した
ジュニアクラスで優勝した西優司
プロアマ・ウイメンでは圧倒的なサーフィンで優勝した野呂玲花。
レフトの波でチャージを見せた宮坂 莉乙子は3位。
田代 凪沙も2クラスでファイナルに残り、プロアマは2位、ウイメンズで優勝した。
ファイナルでは緩慢なミドルセクションにやられた高橋みなとはプロアマ4位。
左のレフトに的を絞った新井洋人。それが仇となったが、バックハンドでのハイパフォーマンスを披露した。
中村昭太は2年連続優勝。
19.50ptというヒートスコアで存在感をアピールして勝利を掴んだ。中村昭太。
優勝は野呂玲花、2位にアマの田代がは入り、大健闘
優勝は中村昭太!
小波でも思い通りのマニューバーを描く中村昭太。
今回のイベントを蛸優樹、中村昭太とプロデュースした田中英義。惜しくもセミファイナルで敗退。
波を知り尽くした稲葉玲王は、他の選手には見えていない波が見えていた。