ASP-WCT「ボルコム・フィジー・プロ」は6~8フィートのレストランツで再開

ASP-WCT第4戦「ボルコム・フィジー・プロ」は6~8フィートのレストランツで再開 


John John Florence (HAW), 20,returned to ASP competition today and was in sizzling form at the Volcom Fiji Pro. Image Credit: ASP / ROBERTSON
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レストランツ、タヴァルア/フィジー(2013年6月6日木曜日)ASP-WCT第4戦「ボルコム・フィジー・プロ」大会3日目はパーフェクトな6~8フィート・バレルのレストランツへ移動。ラウンド1のヒート11から、ラウンド2、そしてラウンド3のヒート3までが行われた。今日のボルコム・フィジー・プロは、ASPトップ34の素晴らしいパフォーマンスが見事なまでに披露され、パーフェクト・ヒートを演じたヤング・ハワイアン、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)がイベントをリードした。

 

フィジーで経験した中でベストな波です。自分のヒートに波のスイッチが入った感じでした。

 

フローレンスはレストランツで信じ難いバレルをメイクし続けた。そして、驚くべきバックハンド・サーフィンでパーフェクト10ポイント・ライドと9.80をスコアした。この勝利は、フローレンスが開幕戦で負ったシリアスな足首の怪我から完全に復活した事を伺わせた。「これまでフィジーで経験した中でベストな波ですね。自分のヒートに波のスイッチが入った感じでした。レンストランツは、パーフェクト・ウェイブです。マシンウェイブですね。そして、この風で全ての波がパーフェクトになった。本当にバレルの中にずっと居られるんです。」フローレンスは午後に行われたラウンド3で、2度のフィジー勝利者であるダミアン・ホブグッド(USA)を下しラウンド4へ勝ち上がった。

 

そこに立っているだけで、これまで経験した事もないバレルをゲット出来ます。

 

 

今年のASP WCTルーキーで、カレント・ランキングNo.6のナット・ヤング(USA)は、同じくルーキーのフリーペ・トリード(BRA)と対しパーフェクト・ヒートでラウンド2を支配した。ヤングのレンストランツにおけるフォアハンドは、自分のホームでサーフィンしているかのようだった。そして、ディープなバレルをくぐり抜け、9.20と9.03をマークして勝利を手にした。「今日の波は僕がこれまでにサーフィンした最良の波です」と、ヤングが言った。「僕たちはこのパーフェクト・アイランドのプールサイドで待っていて、ほとんどパラダイスですね。僕はフィジーが初めてだったので、早く来て両方のスポット(クラウドブレイクとレンストランツ)で練習することが重要でした。今朝はデビル・ウインドでタフでしたが、あのヒートにおいて波は絵に書いたようなパーフェクト・ブレイクとなった。そこに立っているだけで、これまで経験した事もないバレルをゲット出来ます。最高に楽しいですよ。」

 

ASPワールド・チャンピオンに君臨する、カレントASP WCT No.8のジョエル・パーキンソン(AUS)は、ラウンド1のヒートのミスを帳消しにするかのように、シャローなレンストランツ・リーフでコミットしたバレル-ライドと巨大なバックハンド・ターンを披露した。「レンストランツは、パーフェクト・ウェイブである」と、パーキンソンが言った。「僕は、あのヒートでバレルを探していた。でも大きいセットは面がガタガタでバンピーだった。それでミディアム・サイズの波が良いことが分かった。ミディアム・サイズの波を掴めれば、素晴しいロングバレルをゲット出来たんだ。」

 

小さな波でしたが、その波に行ってみようと考えて、スコアをゲット出来たんです

 

セバスチャン・ジーツ(HAW)は、ラウンド2でエイドリアン・バカン(AUS)に対し、素晴らしい大逆転勝利をもたらした。残り時間5秒で8.90が必要だったジーツは、メイク出来そうもないチューブにプルインしたが、見事8.93をスコアして、最後の最後にヒートをひっくり返した。「それは小さな波でしたが、その波に行ってみようと考えて、スコアをゲットすることが出来たんです」と、ジーツが言った。「テイクオフした瞬間、逆転出来ると思いましたね。一つのバレルセクションがあって、それをメイク。更に僕は波をドラッグし続けたんです。そして、もう一つのバレルをくぐり抜けた。でもスコアが出ているかは分かりませんでしたね。」

 

 

11-タイムASPワールド・チャンピオンでカレントASP WCT No.4のケリー・スレーター(USA)は、果敢にチャージを繰り返したローカル・ワイルドカードのアカ・ララバラヴ(FJI)とのラウンド2ヒートを勝ち上がった。「自分のヒートは波数が少なかったのでタフだった」と、スレーターが言った。「僕とアカ(ララバラヴ)は良いスタートを切れなくて、ヒートのベスト・ウェイブを逃したんだ。僕は、自分のヒートでアカの波を一度も見ることがなかった。正直なところ、僕はあのヒートで少しナーバスになっていて、いくつかの奇妙な決定を下していた。ここの波は充分に理解しているけど、フリーサーフィンをしていないと、それを忘れてしまうんだ。少しトリッキーになるんだ。でもすぐに思い出すんだけどね。」

 

エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)がラウンド2でまさかの敗退

 

現在ASP WCTの交替選手であるヤイディン・ニコル(AUS)は、今日のラウンドで番狂わせを引き起こし、激しいバックハンド・バレル・バトルの末、ASPワールドNo.1のエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)を下した。「それは不思議なヒートでしたね。午前中ずっと波がパンピングしていたので、それが続くだろうと考えていました。」と、ニコルが言った。「波はかなりスローでバンピーになって、バレルの勝負になったんです。 あの波で8ポイントが出て僕はラッキーでした。」ニコルは、この勝利で来年度のWCTクオリファイに於ける重要なポイントを手に入れる。

 

一方、デ・スーザにとって、このラウンド2での敗退はASPワールド・タイトル・キャンペーンに大きな影響を与える。「あのヒートをメイク出来て最高にハッピーです」と、ニコルが言った。「エイドリアーノ(デ・スーザ)には残念ですね。彼にとって大きな敗退だと思いますよ。誰も25位は必要としないですからね。」またコロヘ・アンディーノ(USA)も番狂わせを続け、2012年のボルコム・フィジー・プロ第2位のガブリエル・メディーナ(BRA)をイベントから消去した。

 

イベント主催者は、ローカル・タイムの明朝、午前7時30分にファーストコールする。(日本とフィジーの時差は+3時間)

 

The Volcom Fiji Pro will be webcast LIVE via volcomfijipro.com

 

 

VOLCOM FIJI PRO REMAINING ROUND 1 RESULTS:
Heat 11: Jeremy Flores (FRA) 17.80, Nat Young (USA) 12.93, Kolohe Andino (USA) 9.10
Heat 12: Brett Simpson (USA) 13.20, John John Florence (HAW) 12.40, Adrian Buchan (AUS) 11.00

 

VOLCOM FIJI PRO ROUND 2 RESULTS:
Heat 1: Kelly Slater (USA) 16.27 def. Aca Lalabalavu (FJI) 10.90
Heat 2: Mick Fanning (AUS) 14.67 def. Alex Grey (USA) 6.27
Heat 3: Yadin Nicol (AUS) 12.77 def. Adriano de Souza (BRA) 12.60
Heat 4: Joel Parkinson (AUS) 18.47 def. Dusty Payne (HAW) 15.53
Heat 5: Taj Burrow (AUS) 7.87 def. Adam Melling (AUS) 7.76
Heat 6: Jordy Smith (ZAF) 13.50 def. Glenn Hall (IRL) 8.43
Heat 7: Kolohe Andino (USA) 11.50 def. Gabriel Medina (BRA) 9.67
Heat 8: Julian Wilson (AUS) 13.93 def. Alejo Muniz (BRA) 9.04
Heat 9: Matt Wilkinson (AUS) 15.57 def. Michel Bourez (PYF) 10.33
Heat 10: Sebastian Zietz (HAW) 17.10 def. Adrian Buchan (AUS) 17.06
Heat 11: John John Florence (HAW) 19.80 def. Bede Durbidge (AUS) 12.83
Heat 12: Nat Young (USA) 18.23 def. Filipe Toledo (BRA) 7.60

 

VOLCOM FIJI PRO ROUND 3 RESULTS:
Heat 1: Taj Burrow (AUS) 18.10 def. Fred Patacchia (HAW) 12.33
Heat 2: John John Florence (HAW) 16.10 def. Damien Hobgood (USA) 16.06
Heat 3: Jordy Smith (ZAF) 18.30 def. Kieren Perrow (AUS) 14.70

 

UPCOMING VOLCOM FIJI PRO REMAINING ROUND 3 MATCH-UPS:
Heat 4: Jeremy Flores (FRA) vs.Miguel Pupo (BRA)
Heat 5: Kai Otton (HAW) vs. Sebastian Zietz (HAW)
Heat 6: Kelly Slater (USA) vs. Mitchel Coleborn (AUS)
Heat 7: Mick Fanning (AUS) vs. Heitor Alves (BRA)
Heat 8: C.J. Hobgood (USA) vs. Travis Logie (ZAF)
Heat 9: Josh Kerr (AUS) vs. Brett Simpson (USA)
Heat 10: Julian Wilson (AUS) vs. Kolohe Andino (USA)
Heat 11: Nat Young (USA) vs. Matt Wilkinson (AUS)
Heat 12: Joel Parkinson (AUS) vs. Yadin Nicol (AUS)