コートニー・コンローグがTSBバンクNZサーフ・フェスティバルで優勝

コートニー・コンローグがASP-WCT第4戦「TSBバンクNZサーフ・フェスティバル」で優勝 


Courtney Conlogue (USA), © ASP/ REOBERTSON
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タラナキ、ニュー・プリマス/NZL(2013年4月6日土曜日)ASPウイメンズWCT第4戦「TSBバンクNZサーフ・フェスティバル・フィーチャーリング・ダウ・アグロ・サイエンス・プロ」が終了。コートニー・コンローグ(USA)がクリーンな2~3フィートのコンディションで行われたファイナルで、ココ・ホー(HAW)を下し、今季初優勝を手にした。

 

「私は、去年から今年にかけて、ハードなトレーニングに時間を費やしました。それが報われて、優勝することが出来て最高です。」と、コンローグが言った。「今年は、ずっと良い感じでサーフィンを続けて来れて、この時点まで勢いを上げてこれました。今日は本当にハッピーです。」

 

コートニーは今日の優勝でASPランキング5位から3位にジャンプアップ。既に後半戦に突入したASPワールド・タイトル獲得も射程距離内だ。「これで前半戦が終了して、まだチャンスがあると思います。」と、コンローグが言った。「カリッサ(ムーア)とタイラー(ライト)は、今シーズンを物凄いスタートダッシュを見せました。しかし今回、強烈なパフォーマンスは見せられず、レースは少し開かれたと思います。自分のサーフィンに自信を感じています。その気持ちでブラジルに挑みたいですね。」

 

惜しくも2位となったココ・ホー(HAW)は今シーズンのベスト・リザルトを獲得。ASPランキングも9位から7位にジャンプアップした。「ファイナルで勢いをキープ出来なくて残念でした。でも第2位は自分にとって素晴らしい結果です。そして、ビッグネームを下したことは自分に大きな自信を与えてくれました」と、ホーが言った。「久しぶりの良い結果です。次のブラジルは過去に自分が良い結果を残せている場所です。ずっと良い感じでサーフィンが出来ていると感じていたので、やっと納得できる結果を手に入れてホッとしています。サーフボードも好調なので、次の試合が楽しみですね。」

 

このタラナキでも好調さを伺わせていたサリー・フィッツギボンズ(AUS)だが、セミファイナルでココ・ホー(HAW)に敗れ、3位となった。そして、コンローグのランキング・チャージを食い止められなかったフィッツギボンズは、ASPウイメンズWCTランキングで4位へとダウンした。

 

また、5タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンに君臨するステファニー・ギルモア(AUS)は、強烈なフォアハンドとバックハンドのマニューバーで13.97をスコア。その素晴しいパフォーマンスで今回の優勝候補の一人であったが、絶好調のコンローグにセミファイナルでストップをかけられた。「今朝はフィッツロイの小振りなファン・ウェイブでした。勝ち上がれなくて残念です。」と、ギルモアが言った。「コートニー(コンローグ)にお祝いを言いたいですね。彼女は本当に良いサーフィンをしている。次のイベントはブラジルです。波はここに似た感じかもしれない。あまり小さくないことを願います。」

 

2013年のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)のネクスト・ストップは、5月8日から14日で開催予定のビラボン・リオ・プロ。そちらのリポートもお楽しみに。

 

オフィシャルサイト:http://www.nzsurffestival.co.nz/

 

 

TSBバンクNZサーフ・フェスティバル最終結果:
優勝:コートニー・コンローグ(USA)14.00
2位:ココ・ホー(HAW)9.27

 

TSBバンクNZサーフ・フェスティバル・セミファイナル結果:
SF 1:コートニー・コンローグ(USA)14.47 def.ステファニー・ギルモア(AUS)13.97
SF 2:ココ・ホー(HAW)15.33 def.サリー・フィッツギボンズ(AUS)15.24

 

カレントASPウイメンズWCTトップ5(TSBバンクNZサーフ・フェスティバル終了後)
1. カリッサ・ムーア(HAW)31,700pt
2. タイラー・ライト(AUS)30,000pt
3. コートニー・コンローグ(USA)26,900pt
4. サリー・フィッツギボンズ(AUS)26,200pt
5. ステファニー・ギルモア(AUS)24,700pt