ASP3スター「カブレイロア・パンティン・クラシック・プロ」で大澤伸幸がR32進出。

ASP3スター「カブレイロア・パンティン・クラシック・プロ」で大澤伸幸がR32進出。 


プラヤ・デ・パンティン、ガリシア-スペイン(2012年9月13日木曜日)ASP3スター 「カブレイロア・パンティン・クラシック・プロ」がスペインのガリシアにあるプラヤ・デ・パンティンで大会2日目を迎えた。コンテスト会場は一晩で4-5フィートにサイズアップし、男子ラウンドオブ96の残り4ヒートからスタート。続けてラウンドオブ64のヒート8まで行い、女子のラウンドオブ48が8ヒートまで行われた。

 

昨年まで5スターで開催された、今回のASP男子3スター「カブレイロア・パンティン・クラシック・プロ」には、大澤伸幸、辻裕次郎、田嶋鉄兵が 参戦。同時開催のASP女子 6スター「カブレイロア・パンティン・クラシック・プロ」には大村奈央が出場。本日は男子のラウンドオブ64のヒート6に辻裕次郎、ヒート8には大澤伸幸が登場した。

 

辻裕次郎の対戦相手は、ゴニー・スビサレッタ、ディミトリ・ウーヴ、そして前回のASP6スター「SATAエアライン・アゾレス・プロ」で初のメジャータイトルを手に入れたメッシアス・フェリクスという強者。スタートから果敢にレフトを掴み、チャージを繰り返す辻裕次郎。サードウェイブのレフトでビッグマニューバーを見せた辻裕次郎は4.00をスコア。メッシアス・フェリクスに次いで2位で前半を折り返す。更に辻はクローズアウトセクションで得意のレイバック・スナップを試みるもインコンプリート。後半に入り、3位4位のゴニー・スビサレッタ、ディミトリ・ウーヴが反撃を開始。ふたりが一気にトップ2スポットを奪う。4位を強いられた辻裕次郎。3位に押し出されたメッシアス・フェリクスは巨大なエアリバースを披露して6.27をスコアして再びトップへ。辻はスコアリング・ウェイブを最後まで見つけることが出来ず4位で敗退となった。

 

大澤伸幸

 

大澤伸幸はジョアン・ドゥルー、ルイス・ロドリゲス、ゴードン・フォンテーンと対戦。スタートからゴードン・フォンテーンがインターフェアを取られる波乱の展開。しかし、バックハンドで素晴しいサーフィンを見せるフォンテーンがヒートをリード。じっくり波を選んだ大澤は、ヒート中盤に大きくスプレーをあげるバックハンドのターンを何度も繰り出し、6.67をスコアする。後半に入りジョアン・ドゥルーがヒートをリード。大澤伸幸はバックアップを見つける事が出来ず3位。しかし大澤に必要なスコアは僅か1.34。残り時間10分を切りレフトの波を掴んだ大澤は再び素晴しいバックハンドのサーフィンを披露し、5.73をスコア。ヒートスコアを12.40にして逆転に成功。そのまま2位で見事ラウンドアップを果たした。大澤伸幸は、次のラウンドオブ32のヒート3でビーノ・ロペス、メッシアス・フェリクス、アドリアン・バレーロと対戦する。

 

明日は大村奈央がヒートが女子から再開されれば、第1ヒートとなる女子ラウンドオブ48のH-8に登場予定。男子ラウンドオブ64のH-13には田嶋鉄兵が出場。田嶋鉄兵は、マーロン・リプキ、ディエゴ・カデナ、アブドル・エル・ハリムと戦う。ネクストコールは現地10時、日本時間9月14日17時。彼らの活躍に期待し、彼らにエールを送ろう! 頑張れ!日本!

 

また辻裕次郎のオフィシャルサイトでは、辻裕次郎自ら自分のヒートを振り返り、試合を分析。ヒートを見ているだけでは把握することのできない、ヒート中の心の葛藤など、臨場感溢れるコメントが掲載されているので、是非チェックして欲しい。

http://yujirotsuji.com/

 

ライブ中継はこちら。http://pantin.aspeurope.com/live/