ASP6スターイベント「サン・ミゲール・プロ・サラウツ」大会3日目。
田嶋鉄兵はラウンド2敗退。
サラウツ、バスク・カントリー-スペイン(2012年8月30日木曜日)スペインで開催中のASP6スターイベント「サン・ミゲール・プロ・サラウツ」は大会3日目。サラウツのクリーンなクリーンな3-4フィートのコンディションでラウンドオブ96が終了した。トップ・シード選手が登場し、素晴らしいコンディションでハイパフォーマンス・サーフィンを披露した。
そんな中で、信じがたい2ウェイブのヒート・トータル18.00をマークしたのは、ジョアン・ドゥルー(FRA)。彼はビッグなアウトサイド・マニューバーから、リフォームするインサイドのスティーパー・セクションまでロンゲスト・ウェイブでハイパフォーマンスを披露した。「楽しい波でした。でも思ったよりハードで、波がたくさん来て、みんなゲットしていました。ヒート中盤にパドルバックした時に掴んだあの波では、アウトサイドで2ターンを決め、リフォームして来たインサイド・セクションはビッグエアを決めるにはパーフェクトでしたよ。」
また、17歳のフリーペ・トリード(BRA)は今回も好調。エクセレントな2本の8.33をメイクして、イベントのセカンド・ハイエスト・ヒート・トータルを手に入れた。ラカナウで優勝し、先週のフロリダでは2位という大活躍を見せるトリード。今回のサラウツでも優勝候補である事は間違いない。また、セバスチャン・ジーツ(HAW)は、素晴らしいライトハンダーでドゥルーのマークしたものと同じハイエスト・スコア9.17をマークした。彼のフォアハンドは攻撃力が非常に高く、ハワイ出身の彼はエアをする代わりに、ウェイブのフェイスで極めてラディカルなオールドスクール・タッチで波を粉砕する。「僕の9.17は本当に良い波でした。それは始め、ちょっとマッシーでした。だからフェードさせなければならなかった。そして、僕はワンターンをして、そうしてもう一つ、本当に良いセクションがあったんです。本当に長いボトムターンを決めて、ビッグなレイバックでフィニッシュ。9.17は本当に最高でしたね! 今年スターツアーでジャッジの人はエアを見過ぎたんだと思いますね。だから僕のパワーサーフィンにスコアが出てうれしいです。」
ラウンドオブ96に勝ち上がった田嶋鉄兵は、ヒート12でセバスチャン・ジーツ(HAW)、マキシム・フスナット(FRA)、レオナルド・ニーブス(BRA)と対戦。セバスチャン・ジーツ(HAW)が前半から5.33、6.50をスコアしてヒートをリード。マキシム・フスナット(FRA)も6.93で応戦する。さらにマキシム・フスナット(FRA)は8.00をスコア。この2名が下位の選手をコンビネーションに追い込む展開。スコアを出せない田嶋はヒート終了間際に6.07をスコアするも、時すでに遅し、4位敗退で73位でフィニッシュとなった。
田嶋鉄兵、大澤伸幸、辻裕次郎は、このままヨーロピアンレッグに参戦。2012年9月4日-9日にポルトガルで開催されるASP6スター「SATAエアライン・アゾレス・プロ」に出場。これには大野修聖も出場予定。世界を目指すサムライ達にエールを送ろう! 頑張れ日本!