エア・タヒチ・ヌイ VonZipperトライアルに
日本の堀口真平の出場決定
タヒチのチョープーで8月11日土曜日から3日間の大会ウインドウがスタートする「エア・タヒチ・ヌイ VonZipperトライアル」。この名誉あるトライアルに日本の堀口真平の出場が決定した。「エア・タヒチ・ヌイ VonZipperトライアル」は、5名のハワイアン、5名のオーストラリアン、2名のブラジリアン、フランス、南アフリカ、ペルー、日本より1名づつ招待された計16名の選手とタヒチアン16名によって行われる、ASPメンズ・ワールド・チャンピオンシップ・ツアー第5戦であるビラボン・プロ、タヒチの前哨戦。
このトライアルの優勝者のみが、ビラボン・ プロのメイン・イベントにワイルドカードとして出場権が与えられ、もうひとつのポジションは、最も上位に入賞したローカル・タヒチアン・サーファーに与え られる。
ここに選ばれた全てのサーファーは、チョープーをはじめ、海外のサーフスポットで、どのようなパフォーマンスを見せているのかが評価され、この世界で最も強烈なサーフスポットに対する彼らの情熱によって選ばれたのだ。チョープー・ブレイクの本質と、そのコンペティションの強烈さは、他のコンペティションとは一線を画す。サーフィン界において、このトライアル勝利者は、ヒーローとして称えられるが、それと引き換えに危険な浅いトロピカルリーフでブレイクする巨大なバレルに命を懸けることが要求される。しかし、そこからもたらされるリスペクトは、メイン・イベントの最終的なチャンピオンと同等なのである。
そして、メインベントのラウンド1でビラボン・プロのトップシードに勝つことができれば、そこに更なる栄光が待っている。その2012年のトップシード は、現在のワールド・ランキング1位のミック・ファニング(ゴールド・コースト、Qld、AUS)、ワールド・ランキング2位でワールド・チャンピオンに君臨するケリー・スレーター(フロリダ、USA)、ワールド・ラン キング3位のジョエル・パーキンソン(ゴールド・コースト、Qld AUS)を含む。
歴史的に、「エア・タヒチ・ヌイ VonZipperトライアル」のチャンピオンは、トップシードたちのワールド・タイトル・キャンペーンに影響を及ぼしている。それが顕著に現れたのが、2007年のイベントで、当時あまり知られていなかったブラジリアンのブルーノ・サントスとローカル・ワイルドカードのマノア・ドローレがファイナル進出、そ れぞれ1位、2位でフィニッシュした。
16名のインターナショナル選手とともに、16名のローカル・タヒチアン・サーファーが参加し、トライアルにはトータルで32名の選手が出場する。「エア・タヒチ・ヌイ VonZipperトライアル」は8月11日から13日の期間で1日だけ開催される。
インターナショナル招待選手
ジェイミ・オブライアン(サンセット・ビーチ、オアフ、HAW)
アンソニー・ウォルシュ(レノックス・ヘッド、NSW、AUS)
ブルース・アイアンズ(カウアイ、HAW)
カマレイ・アレキサンダー(カウアイ、HAW)
ブルーノ・サントス(BRA)
マーク・マシューズ(Maroubra、NSW、AUS)
マーク・ヒーリー(オアフ、HAW)
カラニ・チャップマン(オアフ、HAW)
ローリー・タウナー(Yamba、NSW、AUS)
リカルド・ドス・サントス(BRA)
ディーン・ボウエン(Gerroa、NSW、AUS)
ウエイド・グッドール(サンシャイン・コースト、Qld、AUS)
ベン・サンチェス(ホセゴー、FRA)
マット・ブロムリ(ケープタウン、ZAF)
アルヴァーロ・マルパティダ(リマ、PER)
堀口真平(和歌山、JPN)
エア・タヒチNui VonZipperトライアル歴代チャンピオン
2011年リカルド・ドス・サントス(BRA)
2010年トゥアマタ・プヘティニ(PFY)
2009年ヘイアリイ・ウィリアムズ(PFY)
2008年ジェイミ・オブライエン(HAW)
2007年マノア・ドローレ(PFY)
2006年ヘイアリイ・ウィリアムズ(PFY)
2005年マノア・ドローレ(PFY)
2004年ヘイマタ・キャロル(PFY)
2003年アラン・リウ(PFY)
2002年ヴェティア・デビッド(PFY)
2001年ブルース・アイアンズ(HAW)