Oiリオ・プロは女子R3まで終了。 サリー、コートニー、タイラー、ステファニーQF進出

Oiリオ・プロは女子R3まで終了。 サリー、コートニー、タイラー、ステファニーQF進出 


PHOTO: WSL/ Smorigo

 

バーハ・ダ・チジュカ、リオデジャネイロ/ブラジル(2016年5月11日水曜日)2016年のサムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアー第4戦「Oiリオ・プロ」は大会2日目。コンディションはダウン傾向で、メンズは行われず、ウイメンズのラウンド2とラウンド3が、4~5フィート(1.5メートル)のグルマリ・ビーチで行われた。

 

3人ヒートで敗者無しのラウンド3を1位で勝ち上がり、一足早くクオーターファイナル進出を決めた4名は、サリー・フィッツギボンズ(AUS)コートニー・コンローグ(USA)タイラー・ライト(AUS)ステファニー・ギルモア(AUS)といったトップシード選手。

 

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2016 Oi Rio Women’s Pro: Round 3, Heat 2

 

カレント・ジープ・ランキング・リーダーのコートニー・コンローグ(USA)は、このイベントにおけるタイトルを保持するため、ラウンド3のヒート2でセージ・エリクソン(USA)とマリア・マニュエル(HAW)を下して、クオーターファイナル進出を決めた。

 

ラディカルなマニューバーを試みたコンローグは、パワー・サーフィンをコントロールし13.50の2-ウェイブ・スコアを叩き出し勝利を掴んだ。

 

「今日の波は自分が練習して来たビーチ・ブレイクに、非常に似ていました。」と、コンローグが言った。「グルマリの今日のコンディションはトリッキーでしたが、どんな波にも適応しなければならないですからね。」

 

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2016 Oi Rio Women’s Pro: Round3, Heat 4

 

ラウンド3のファイナル・ヒートは、6-タイムWSLチャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)、君臨する3-タイムWSLチャンピオンのカリッサ・ムーア(HAW)とローラ・エネバー(AUS)によるインプレッシブ・パフォーマンスが披露された。

 

ステファニー・ギルモア(AUS)PHOTO: WSL/ Smorigo

 

 

ムーアとギルモアによる何度もトップが入れ替わる激しいデッドヒートが繰り広げられた。ギルモアは彼女の攻撃力が高いレール・ゲームを用い15.44の2-ウェイブ・スコアをマーク。ムーアを追い込んだ。残り時間2分で、ムーアは最後のチャンスを得たが、逆転するには僅か0.27ポイント足りなかった。

 

ギルモアがダイレクトにクオーターファイナルへ進み、ムーアとエネバーが再びラウンド4で戦う。

 

「カリッサに対してヒートを戦う時はいつでも、200パーセントで戦わなければならないんです。」と、ギルモアが言った。「カリッサはいつも集中していて、彼女に勝つには自分の最高のヒートを持ってこなければならない。潮が上げていて、ちょっと不安定でしたが、良いスコアは出せると思っていました。」

 

タイラー・ライト(AUS)PHOTO: WSL/ Smorigo

 

タイラー・ライト(AUS)は、ジョアン・デフェイ(FRA)とブロンテ・マコーレー(AUS)に対するヒートでエクセレントな9.17を記録ラウンド3で支配的なパフォーマンスを見せた。

 

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Tyler Wright Grinds Out a Nine-Pointer in Rio

 

ライトは、フロントサイドとバックサイドで彼女のパワフルなカーヴィングを爆発させ、16.90の2-ウェイブ・トータルで、デフェイとマコーレーをコンビネーション・シチュエーションに追い込んで勝利を決めた。

 

「これまでマイクロ[グレン・ホール]にコーチを依頼するまで、正直に言って、勝つために何をすれば良いか分からなかった。」と、ライトが言った。「自分はただサーフィンが得意だったので、やっていた感じなんです。マイクロと、この3つのコンテストで一緒に戦って、よりナチュラルで、よりイージーになっています。」

 

カリッサ・ムーア(HAW)PHOTO: WSL/ Smorigo

 

 

ラウンド2では、イベント・ワイルドカードと元CTスーパースターのシルヴァナ・リマ(BRA)がムーアと激しいバトルを展開。リマに追い込まれたムーアは、残り時間2分で8.50のエクセレントをマーク。大逆転で生き残った。

 

イベント主催者は、ローカル・タイム午前6時30分(日本時間5月12日18時30分)にファーストコール。午前7時のスタートを目指す。

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1434/oi-rio-pro

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コンテスト会場のグルマリ PHOTO: WSL

 

Oiリオ・ウイメンズプロ・ラウンド2結果:
ヒート1:マリア・マニュエル(HAW)13.67 def.アレッサ・クイゾン(HAW)9.10
ヒート2:ローラ・エネバー(AUS)13.17 def.ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)13.00
ヒート3:カリッサ・ムーア(HAW)15.00 def.シルヴァナ・リマ(BRA)13.73
ヒート4:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)11.80 def.ココ・ホー(HAW)9.64
ヒート5:ジョアン・デフェイ(FRA)17.66 def.チェルシー・トアーシュ(BRB)8.10
ヒート6:ブロンテ・マコーレー(AUS)11.67 def.ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)11.60

 

タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)PHOTO: WSL/ Smorigo

Oiリオ・ウイメンズプロ・ラウンド3結果:
ヒート1:サリー・フィッツギボンズ(AUS)13.77、キーリー・アンドリュー(AUS)12.70、タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)12.66
ヒート2:コートニー・コンローグ(USA)13.50、セージ・エリクソン(USA)13.13、マリア・マニュエル(HAW)12.40
ヒート3:タイラー・ライト(AUS)16.90、ジョアン・デフェイ(FRA)12.97、ブロンテ・マコーレー(AUS)11.23
ヒート4:ステファニー・ギルモア(AUS)15.44、カリッサ・ムーア(HAW)15.17、ローラ・エネバー(AUS)10.00

 

Oiリオ・ウイメンズプロ・ラウンド4マッチアップ:
ヒート1:キーリー・アンドリュー(AUS)対マリア・マニュエル(HAW)
ヒート2:セージ・エリクソン(USA)対タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)
ヒート3:ジョアン・デフェイ(FRA)対ローラ・エネバー(AUS)
ヒート4:カリッサ・ムーア(HAW)対ブロンテ・マコーレー(AUS)

 

Oiリオ・プロ・ラウンド2マッチアップ:
ヒート1:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対ビノ・ロペス(BRA)
ヒート2:マット・ウィルキンソン(AUS)対デイヴィッド・シルヴァ(BRA)
ヒート3:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対ダスティー・ペイン(HAW)
ヒート4:ガブリエル・メディーナ(BRA)対アレックス・リベイロ(BRA)
ヒート5:ジェレミー・フローレス(FRA)対ジャック・フリーストーン(AUS)
ヒート6:コロヘ・アンディーノ(USA)対マット・バンティング(AUS)
ヒート7:セバスチャン・ジーツ(HAW)対キアヌ・アシン(HAW)
ヒート8:カイオ・イベリ(BRA)対ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート9:エイドリアン・バカン(AUS)対ミゲール・プポ(BRA)
ヒート10:ウィゴリー・ダンタス(BRA)対スチュアート・ケネディ(AUS)
ヒート11:ジョシュ・カー(AUS)対カノア五十嵐(USA)
ヒート12:コナー・コフィン(USA)対ミシェル・ボレーズ(PYF)