バリ島で開催中のCT第3戦は女子QF3ヒートのみで中断。ルーキーのブリーサがカリッサを倒す。

ルーキーのブリーサ・ヘネシー(CRI)© WSL / Dunbar

クラマス、バリ/インドネシア(2019年5月24日金曜日)明日には、ウエイティング期間最終日を迎えるWSLチャンピオンシップ・ツアー第3戦「Corona Bali Protected」。本日は昼近くまで待って女子のクオーターを開始した。

 

「今朝ウネリが入り始めるのを待っていましたが、頭からオーバーヘッドのセットが入るようになりました。風は理想的ではありませんが、明日はウエイティングの最後の日であり、満潮までの時間帯が短いので、提供されるものを最大限に利用しなければなりません。」と、WSLコンペティション・ディレクターのキーレン・ペローが苦渋の選択であることをコメント。

 

結局、クオーターの3ヒートを行ったが、風が強まりコンディションが悪化してそこで中断。全てを明日に託すこととなった。明日は100%ファイナル・デイ。ファーストコールも現地時間午前6時30分と早くする予定。

 

 

今日のヒートではルーキーのブリーサ・ヘネシー(CRI)が、3度のWSLチャンピオンであるカリッサ・ムーア(HAW)を下す番狂わせが発生。カリッサはヒート前半リードされていたが、後半に入りフロントサイドのリバースをメイクして8.60のエクセレントをスコアし形勢を逆転。

 

逆に追い込まれたヘネシーだったが、終了間際のラストウェイブで8.37をスコア。大逆転で初のセミファイナル進出を決めた。

 

「私はカリッサ(ムーア)とのヒートに自分のベストで立ち向かわないといけないと思っていました。」とヘネシーは言った。「私がサーフィンを始めたときから、彼女は私のアイドルでした。だから私はそのヒートがクレイジーな戦いになること、そして自分でできる最高のサーフィンをする必要があると思っていました。

 

正直言って、彼女と戦えることは名誉なことでした。思いがけなくあの波が自分のところへ来て本当に感謝しました。最後までビッグターンを続けなくっちゃって思ってました。このクラマスでセミファイナルまで勝ち上がれて最高に興奮してます。」とコメントした。ブリーサ・ヘネシー(CRI)はセミファイナルで、サリー・フィッツギボンズ(AUS)と対戦する。

 

明日はいよいよファイナルデイ。どんな波で誰が勝つのか楽しみだ。

 

 

コロナ・バリ・ウイメンズのクォーターファイナル結果:
ヒート1:ブリーサ・ヘネシー(CRI)15.70 def.
カリッサ・ムーア(HAW)15.40
ヒート2:サリー・フィッツギボンズ(AUS)13.60 def.
シルヴァナ・リマ(BRA)12.90
ヒート3:ステファニー・ギルモア(AUS)13.40 def.
コートニー・コンローグ(USA)12.57

コロナ・バリ・残りのウイメンズのクォーターファイナル組合せ:
QF 4:ブロンテ・マコーレー(AUS)対ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)

コロナ・バリ・ウイメンズの準決勝の組合せ:
SF 1:ブリーサ・ヘネシー(CRI)対サリー・フィッツギボンズ(AUS)
SF 2:ステファニー・ギルモア(AUS)対TBD

 

コロナ・バリ・メンズ・クォーターファイナル組合せ:
ヒート1:
マイケル・ロドリゲス(BRA)対ウェイド・カーマイケル(AUS)
ヒート2:
ジェレミー・フローレス(FRA)対コロへ・アンディーノ(USA)
ヒート3:
フィリーペ・トリード(BRA)対ケリー・スレーター(USA)
ヒート4:
エイドリアン・バカン(AUS)対カノア五十嵐(JPN)

 

For more information, please visit WorldSurfLeague.com.

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mct/2912/corona-bali-protected