大原洋人、クオーターファイナルを前に惜しくも敗退。西優司と河谷佐助、脇田紗良も最終日を前に敗退。

大原洋人  © WSL / Ethan Smith

 

ブーメラン・ビーチ、NSW/AUS(2018年2月10日土曜日)オーストラリアのブーメラン・ビーチで開催中の男女QS1000「Vissla Great Lakes Pro pres by D’Blanc」大会4日目。

 

 

明日のファイナルデイに向けて、戦いはヒートアップ。選手たちはエアリアル、カーヴィング、リッピング・ターンでショーをステップアップさせた。風向きが移り変わる中で男女共クオーターファイナルを戦うベスト8が決定。

 

ジャクソン・ベーカー  © WSL / Ethan Smith
ジャクソン・ベーカー  © WSL / Ethan Smith

 

昨日素晴らしいサーフィンで勝ち上がった大原洋人は、ラウンド4のヒート4でルーク・ハインドらと対戦。スタートから8ポイントのエクセレントをスコアして素晴らしいスタートダッシュを見せる。

 

ハインドがエクセレント・レンジのスコアをまとめる中、バックアップを探す大原はヒート終盤に4位と追い込まれた。しかし、優先権を持った大原は鋭いバックハンドで3つのターンをコンビネーション。7.15をスコアして4位から2位に大逆転しラウンドアップを決めた。

 

西優司と河谷佐助は果敢にチャージを繰り返したが惜しくもこのラウンドで敗退。続けて行われたウイメンズでは脇田紗良が登場。残り10分まで1位をキープした脇田だったが、終了間際に逆転されて惜しくも3位で敗退となった。

 

 大原洋人 © WSL / Ethan Smith
大原洋人 © WSL / Ethan Smith

 

ラウンド5で大原洋人は、ジャクソン・ベーカー、シェルダン・シムクス、ディーン・ボーエンという3名の強豪オージーと対戦。ヒート前半に4.10をスコアし、後半に入り再びバックハンドでチャージを見せた大原は6.90をスコア。

 

しかしエクセレントを含む好スコアを叩き出す3名に抑えられ、4位を強いられた大原。最後まで優先権を持ち、スコアリング・ウェイブを待ったが波は入らず惜しくもここで敗退となった。

 

マット・バンティング  © WSL / Ethan Smith
元WSLチャンピオンシップ・ツアー・コンペティターのマット・バンティング  © WSL / Ethan Smith

 

男子は、ジャクソン・ベーカー(AUS)・シェーン・キャンベル(AUS)、シェルダン・シムクス(AUS)マット・バンティング(AUS)、デイヴィ・キャスルズ(AUS)・アロンゾ・コレア(PER)、シェーン・ホームズ(AUS)・ジャレッド・ヒッケル(AUS)。

 

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17.75というハイエスト2-ウェイブ・トータルをマークしたデイヴィ・キャスルズ © WSL / Ethan Smith

 

女子はアリッサ・スペンサー(USA)・フレイア・プラム(AUS)、フィリッパ・アンダーソン(AUS)・レティシア・カナーレス・ビルバオ(EUK)、ホリー・ウォン(AUS)・ソフィア・フルトン(AUS)、サラ・バウム(ZAF)・ミアー・コリンズ(USA)がクオーターファイナル進出を果たした。

 

世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2613/vissla-great-lakes-pro-pres-by-dblanc

 

 

2018年のVissla NSWプロ・サーフ・シリーズ

Event 1: Carve Pro
Location: マルーブラ・ビーチ
Date: 1月18日 – 21日

Event 2: Mothernest Tweed Coast Pro
Location: キャバリタ・ビーチ
Date: 1月 31日 – 2月4日

Event 3: Vissla Great Lakes Pro pres by D’Blanc
Location: ブーメラン・ビーチ
Date: 2月 7日 – 11日

Event 4: Vissla Central Coast Pro pres by Slimes
Location: アボカ・ビーチ
Date:3月7日 – 11日